メディカルフォース

記事更新日: 2023/07/31

執筆: 編集部

編集部コメント

バラバラの業務をひとつで完結する電子カルテツール

「メディカルフォース」は、自由診療クリニックに必要な機能をまとめて搭載したクラウド型電子カルテツールです。

Web予約から会計まで、バラバラだった業務をひとつのシステムで管理できるようになります。

カルテと予約情報が連携しているので、記入の負担を減らしやすいです。

ただ、システムの利用料金が公開されていません。

ほかのシステムと料金を比較したい場合は資料請求をする必要があります。

電子カルテを比較したい方はこちら

利用規約とご案内の連絡に同意の上

まとめて資料請求

電子カルテシステムを徹底的に調べた起業LOG編集部がおすすめする5サービスの資料をダウンロードできます。

良い点

予約管理やデジタル問診票など、自由診療に必要な機能が網羅されています。クリニックの業務を効率化したい場合におすすめです。

悪い点

料金や他システムからのデータ移行期間が非公開です。導入を検討するときはホームページの閲覧だけでなく、問い合わせも必要になります。

UIと操作性:

カレンダーの予約をダブルクリックするだけでカルテを作成できます。使い方が直観的にわかりやすいです。

デザイン:

予約サイトのバナーや配色などを自由に変更できます。クリニックにあわせてデザインを統一したい方におすすめです。

 メディカルフォースの導入メリット4つ

1. LINEから外部予約を受付可能

メディカルフォースでは、LINEから外部予約を受け付けられます。

部屋や機器、スタッフなどの状況を事前に登録することで、院内リソースの空き状況に応じて受け付け可能です。

確定されると予約カレンダーに自動で反映されます。

身近なツールで気軽に予約できるので、クリニックの利用率も高まるでしょう。

 身近なツールで受付

2. 問診票の配布や転記が不要

予約情報に連動した問診票QRコードを発行し、患者が来院したときスマホで記入できます。

記入データは、自動でカルテや来院者情報に反映されるため、転記の手間やミスが発生しません。

問診票の配布や転記の負担を減らしたいクリニックにおすすめです。

スマートフォンから問診票を入力

3. 来院のリマインドメールを自動送信

配信のタイミングを設定して来院のリマインドメールを自動で送信できます。

また、施術の経過日数に応じて経過連絡をしたり、クーポンを配信したりすることも可能です。

キャンセル率を減らし、リピート率を高めたい場合に便利です。

経過連絡やクーポン配信に対応

4. 電子同意でペーパレス化を促進

フォーマットを事前に設定しておくことで、iPadを通して患者から同意書を記載してもらえます。

記載された同意書はカルテに格納され、患者がマイページで確認できるようになる仕組みです。

同意のプロセスに書類が発生しないので、ファイリングの手間や紛失のリスクも減らせるでしょう。

iPadで同意書を提示
 

 メディカルフォースのデメリット2つ

1. 最短でも導入に2週間かかる

データ移行が不要な場合でも、最短で導入に2週間かかります。

データ移行が必要な場合は、さらに時間がかかる可能性もあります。

すぐにでも導入したい方は、導入期間を短縮できないか、担当者に確認をしてみましょう。

2. 他システムからのデータ移行期間等が非公開

メディカルフォースは他システムからのデータ移行に対応していますが、移行期間、フォーマット、データ移行費などが非公開です。

ホームページを確認しただけでは、移行するときの負担が把握できません。

詳細を知るには問い合わせが必要です。

 メディカルフォースの料金プラン

料金は非公開となっており、資料請求をした場合に共有してもらえます。

初期費用
(税込)
要問い合わせ
月額費用
(税込)
要問い合わせ

 

競合製品との料金比較

競合製品には、撮影した写真をそのままカルテにアップロードできる「きりんカルテ」や、年齢・体重ごとに適切な処方量を参照できる「CLIUS」などがありました。

  メディカルフォース きりんカルテ CLIUS
初期費用 要問い合わせ 330,000円
(税込)~
12,000円
(税表記なし)
  要問い合わせ 25,080円
(税込)~
200,000円
(税表記なし)

 

 メディカルフォースの評判・口コミ

経過連絡の自動配信が便利
THE ROPPONGI CLINIC

患者様の帰宅後に経過連絡やキャンペーン情報などのメッセージを自動配信する「ステップ配信」機能が特に便利だと感じています。この機能によって患者様の施術後の経過やご意見を直接頂けるのでいち早くサービスの改善に繋げることができ非常に気に入っている機能の一つですね!

予約が来院に繋がりやすくなった
オーロラクリニック

予約から来院に繋がる率が、medicalforce導入前は75%程度でしたが、導入後は85%まで向上しています。medicalforceのWeb予約は、カレンダーで予約可能な日時が表示されて、お客様が予約完了した時点で予約が確定するため、空き状況を管理しておけば自動的に予約が成立します。

思い通りに操作できた
レーザースキンクリニック

1つの画面で患者様の情報や過去の診療歴など、全てを把握できる視認性の高さをまず感じました。初めてメディカルフォースを触った際にも「このボタンを押したら、こういう動きをするだろうな」と直感的に操作すると思い通りにシステムが動くので、これなら現場でもすぐに使えるなと思いました。

*「メディカルフォース」公式HP参照

 

 メディカルフォースを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

・導入前に使い心地を試したい会社

無料版を提供しており、すべての機能を事前に利用可能です。

導入前に電子カルテツールの使い心地を試したい会社に適しています。

・電子カルテツールを初めて導入する会社

電話やメール、対面などによるサポートを無料で受けられます。

電子カルテツールの使い方に不安がある会社におすすめです。

向いていない企業

・電子カルテツールの相場を知りたい会社

資料請求をしないと料金を共有してもらえません。

ひとまず電子カルテツールの相場を知りたい企業には不向きです。

 まとめ

メディカルフォースは自由診療クリニック向けの電子カルテツールです。

1つの画面で患者の情報や過去の診療歴などをすべて把握できます。

LINEから予約を受け付けられるので、気軽に来院をしてもらえる環境を整えたいクリニックにおすすめです。

画像出典元:「メディカルフォース」公式HP

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