CLIUS

記事更新日: 2022/08/18

執筆: 編集部

編集部コメント

「CLIUS」はオンライン診療機能を搭載したクラウド型の電子カルテ

「CLIUS」は、専用アプリが不要でオンライン診療機能も使用できるサービスです。追加料金なしでWeb予約・問診・在宅機能等の利用ができます。

OSはmac、windowsに対応で、他社の機器やサービスとの連携に優れていたり、オーダーチェック機能では誤オーダーの防止に繋げます。

今後の業務改善に向けて、電子カルテへの移行を検討・オンライン診療を取り入れたい企業におすすめです。しかし、初期費用面で他社ツールよりもコスト高となる点は注意が必要です。

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良い点

「CLIUS」は他社システムやサービスとの連携実績に優れており、専用アプリを必要とせずにオンライン診療を行うことが可能です。

悪い点

初期費用0円で導入できるサービスもあるので、他社サービスと比較した際に「CLIUS」は高額と感じてしまうかもしれません。

費用対効果:

初期費用はかかりますが、オンライン診療等のオプションまで含んだ月額利用料金となっており低コストでの導入が可能。

UIと操作性:

圧倒的な使いやすさが強みなので使い方に悩むことなく、直感的な操作が可能。

サポート体制:

電話・メール・遠隔サポートが可能なので、不明点やトラブル発生時にも安心。

CLIUSの導入メリット4つ

1.オンライン診療が可能

医師と患者が、リアルタイムでより円滑なコミュニケーションを取ることができます。

患者はオンライン診療サービスへの登録・専用アプリ等をダウンロードする必要はないため、操作で困るといったことがありません。

またPC・スマホどちらにも対応しており、医師・患者共に手持ちのデバイスでいつでもどこでも利用が可能です。

オンライン診療が可能

2.在宅機能が利用可能

訪問診療で重要な訪問スケジュール設定や事前カルテ記入等の機能を追加料金なしで利用できます。

在宅患者のカルテ記載や登録、患者ごとの訪問予定管理と日々の訪問計画も相互連動し、円滑なスケジュール管理が可能です。

初めての訪問先では地図連携ができ、タイムロスの少ない移動を実現できます。

在宅機能が利用可能

3.連携機能に優れている

連携実績は60社と業界トップクラスで、他社の機器やサービスと連携するオープンな姿勢を大切にしています。

他システムとの連携により、患者の待機時間の削減・業務改善に繋げることが可能です。

カルテによってはWindowsのみで連携可能な場合も多い中、「CLIUS」はWindows、MacとOSに偏らない連携を目指しています。

連携機能に優れている

4.オーダーチェックができる

オーダー情報をもとに、傷病名と処方・相互作用・投与日数等をチェックし警告を表示させることが可能です。

それぞれの患者の病態に対して、禁忌や慎重投与の医薬品がオーダーされていないか等を細かくチェックするので、誤オーダーの防止に繋げられます。

処方オーダーする薬の日数が、厚生省告示による制限を超えていないかまでもチェック可能です。

オーダーチェックができる

画像出典元:「CLIUS」公式HP

CLIUSのデメリット2つ

1.初期費用がかかる

「CLIUS」は、初期費用がかかります。

初期費用が無料で導入できるサービスもあるので、他社サービスと比較した際に高額と感じてしまうかもしれません。

しかし、「CLIUS」の契約と同時にジョブカンという勤怠管理・労務管理・給与計算を含むサービスも永久無料で利用することが可能です。

2.インターネット接続が必須

「CLIUS」はクラウド型の電子カルテなので、インターネット接続が切れてしまうとカルテの入力・操作に支障が出ます。

しかし、前日までのデータをバックアップする機能もあるので、診療を止めない対策はできています。

また電話・メール・遠隔サポートに優れているので、トラブル時にも迅速な対応が期待できます。

CLIUSの料金プラン

基本料金プランとセルフ料金プランの2種類に大きく分かれています。

レセコン連携ありの基本料金プランは、初期導入費用として200,000円〜かかりますが、レセコン連携なしのセルフ料金プランは0円で始められます。

また基本料金プランの利用料金は、月額12,000円ですがユーザー数が5アカウントまでと決まっており、6アカウント以降は別途料金が発生します。

その際、使わなくなったアカウントの無効化・削除は可能です。

  初期導入費用 利用料金 ユーザー数
基本料金プラン
(レセコン連携あり)
200,000円〜 12,000円 / 月 5アカウント まで
セルフ料金プラン
(レセコン連携なし)
0円 30円 / 診察 (1回)

 

競合製品との料金比較

「CLIUS」は他のサービスと比較すると、初期費用が高額と感じるかもしれません。

しかし、それに対して月額使用料金はオンライン診療等のオプションを含んで12,000円と低コストでのサービスとなっています。

  CLIUS CLINICSカルテ エムスリーデジカル
初期費用 200,000円〜 有料 (お問い合わせ) 0円
月額費用 12,000円 40,000円 (5年契約) 19,800円

 

CLIUSの評判・口コミ

サポートスタッフに設定・操作等を対応してもらえる
医療法人 みなとクリニック

訪問診療で便利に使える機能を教えてくれたので、少しずつ機能を使いこなせるようになっていると感じています。あとは、リモート接続ツールを使って、こちらで開いているCLIUSの画面を遠隔で共有し、サポートの方に操作してもらえる点も気に入っています。こちらですぐできない設定を代わりにしてもらえますし、電話でもよく対応してもらっています

自動連携がスムーズに処理できる
医療法人社団 慧心メディカル ハートメディカルクリニックGeN

円滑な連携によりめんどうくさい業務が軽減されるクラウド型電子カルテを探していました。2018年に導入した電子カルテでは検査の自動連携ができませんでしたが、CLIUSはそこがスムーズに処理できるという点で大きかったです。ITに強い会社だからこそ、部分的な開発だけでなく視野の広い提案ができると感じ、導入の大きな要因となりました。

*「CLIUS」公式HP参照

CLIUSを導入すべき病院・向いていない病院

導入すべき病院

 ・電子カルテへの移行を検討している病院

紙カルテから電子カルテにすることで、カルテを探す・運ぶ・戻す手間から解放されパソコン1台でどの患者にも対応することが可能になります。

業務改善に繋がることが期待できる、紙カルテから電子カルテへの移行を考えている病院におすすめです。

・オンライン診療を取り入れたい病院

「CLIUS」は、オンライン診療機能を利用できます。

通院の負担が大きい患者・多忙な患者にとって隙間時間で受診ができるのでより受けやすく継続しやすい環境が作れます。

デバイスさえあれば、場所や時間も問わず診療が可能となるのでオンライン診療を取り入れたい病院にはうってつけです。

向いていない病院

「CLIUS」はパソコンで自由に操作が可能ですが、電子カルテの使用が苦手な医師もいます。

紙カルテは手書きなので慣れていたり、言葉の表現も自由にできます。

「CLIUS」へと移行することで、表現の不自由さに抵抗を感じてしまう病院にとっては向いていないかもしれません。

まとめ

「CLIUS」は、オンライン診療機能を搭載したクラウド型の電子カルテです。

追加料金なしで、Web予約・問診・オンライン診療等が利用できます。

今後の業務改善を目的に、電子カルテの導入を検討している病院・オンライン診療を低コストで取り入れていきたい病院におすすめのツールです。

画像出典元:「CLIUS」公式HP

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