記事更新日: 2023/11/27
テレマーケティングは、販売促進のために欠かせない営業活動の1つですが、高いトークスキルを求められるうえ、人手も時間もかかります。
労働人口が減少している現代では、テレマーケティング代行を活用して顧客の掘り起こしをおこない、自社で引き継ぐ営業スタイルも多くなってきました。
この記事では、おすすめのテレマーケティング代行サービス12選と導入メリットに加えて比較時のポイントについてもご紹介します。
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このページの目次
テレマーケティング（テレマ）とは、既存顧客と見込み顧客を対象に、新商品の案内による販促や、顧客のニーズを聞きだす市場調査などをおこなうこと。
テレマーケティング代行とは、これらを代行するためにコンタクトセンターを構築し、収集したデータを利用企業へ渡します。
テレマーケティング経験の少ない企業のために、営業リストの提供や、ヒアリング項目・トークスクリプトの提案をおこなう代行会社も多いです。
企業側から電話をかけて販促活動をするアウトバウンド、問い合わせなど顧客からの電話を受けてアップセルなどをうながすインバウンドのどちらもが含まれます。
新規顧客の開拓をおこなうテレアポとは異なりますが、両方に対応できる代行会社も多いです。
（税抜価格）
画像出典元：「ベルメディア株式会社」公式HP
ベルメディア株式会社は、東京都に本社を置き、通販販売事業やテレマーケティング代行サービスを提供している企業です。
10代〜70代のオペレーターが60名ほど在籍しており、商品利用のお礼や継続メリットの訴求、利用中断中の顧客へ再利用の促進といった既存客へのアプローチを代行してくれます。
広告出稿時のスポット対応を含めたインバウンドセールスや、セミナー開催の告知・開催後のアンケートコールなどBtoB向けサービスに対するアポ取り代行も可能です。
詳細については、お問合せが必要です。
画像出典元：「日本トータルテレマーケティング株式会社」公式HP
日本トータルテレマーケティング株式会社は、日本全国に15拠点を構え、物流やBPOまで幅広くアウトソーシングを手がけている企業です。
人材育成や応対評価にも力を入れているため質の高いオペレーターがそろっています。
在宅オペレーターは全国各地から採用ができるため、時間や曜日を問わずに代行依頼が可能です。
コールセンターの立ち上げ・構築支援まで依頼が可能で、フルフィルメント・EC総合支援サービスなど幅広い代行にも対応しています。
詳細については、お問合せが必要です。
画像出典元：「株式会社プロセルトラクション」公式HP
株式会社プロセルトラクションは、東京と大阪に拠点があり、リード獲得から受注・契約維持までの営業・マーケティング全プロセスを支援している企業です。
BtoB新規事業を専門にしており、テレアポ代行となります。
約1,000万件以上の独自データベースから商材と相性のよいターゲティングリストを作成し、アプローチしてくれます。
新規事業のセールス・マーケティング組織の立ち上げ・リモート営業活動の2軸から選んでコンサルティング依頼をすることも可能です。
1ブース50万円（税抜）～
画像出典元：「株式会社ニッセン」公式HP
株式会社ニッセンでは、通信販売事業で構築したインフラとスタッフを活用し、通販企業を中心にテレマーケティング代行サービスを提供しています。
日本全国で4拠点・550名*のオペレーターが在籍しており、豊富なアウトバウンドの経験が強みです。
通信販売に強いニッセンの社名を使って架電をしてくれるため、企業認知度に左右されることなく訴求することができ、希望に応じてフルフィルメントサービスも利用できます。
*公式ホームページ参照（2023.11.10時点）
「ニッセン テレマメディア」の場合は、通常リスト単価300円ですが成果報酬（※条件は要相談）での契約も可能との掲載がありました。
詳細については、お問い合せください。
画像出典元：「株式会社ベルテック」公式HP
株式会社ベルテックは、東京都・千葉県・大阪府に拠点を置き、人材派遣・DM発送代行・テレマーケティング代行サービスなどを展開している企業です。
市場調査・販売促進・新規顧客開拓や、架電の際に必要なスクリプト作成もおこなってくれます。
販売の受付窓口・カスタマサポート・クレーム対応などインバウンド対応も可能で、独自のスタッフ研修カリキュラムを実行しているので高品質な業務委託が期待できます。
詳細については、お問合せが必要です。
画像出典元：「株式会社メイクブイ・ホールディングス」公式HP
株式会社メイクブイ・ホールディングスは、セールスプロモーションに関する企画・制作・運営・テレマーケティング代行サービスを展開している企業です。
受注・サポートセンターなどのインバウンド対応から、営業アポイントの獲得・休眠顧客の掘り起こしといったアウトバウンドセールスまで委託できます。
業務委託契約をした3万名超のスタッフが47都道府県にいるため、現地でのフィールドセールス・リサーチ業務・覆面調査・街頭アンケート調査などにも対応してくれます。
コール数300件からの対応となり、個人宅への営業電話は依頼できません。
料金の詳細については、お問合せが必要です。
画像出典元：「株式会社オルガロ」公式HP
株式会社オルガロは、成果報酬型営業代行/営業支援やリファラル型人材紹介などの事業を展開している企業です。
サービス内容・対象業界・過去実績をもとに依頼企業と協議をした上で、成果報酬の条件や料金を決定し、アウトバウンドセールスやインサイドセールスを代行してくれます。
月1件から対応しており、契約期間の縛りはなし。
業界調査やターゲットペルソナの策定、リスト・トークスクリプト作成は0円で対応してくれるうえ、見込み客発掘・開拓という成果がなければ費用請求も0円なので、コストパフォーマンスを重視する企業におすすめです。
初期費用：0円（リスト作成費用・トークスクリプト費用を含む）
月額固定費：0円
成果報酬：平均数千円～数万円ほど
成果報酬の詳細については、お問合せが必要です。
画像出典元：「株式会社和蔵」公式HP
株式会社和蔵は、人材派遣・コンサルティング・不動産仲介・テレマーケティング代行サービスを展開している企業です。
BtoBに特化したテレアポを主体にしており、経験が豊富でコミュニケーション能力の高いアポインターが、架電によるリード獲得や商談機会の創出をしてくれます。
160万社以上の企業データからエリア・業種・業界などで絞り込んだ営業リストを無料で提供してくれるだけでなく、持ち込んだリストへの架電にも対応してくれます。
| 初期費用 | 50,000円 |
| 月額費用 | 10,000円 |
| 通話単価 | 88円〜 |
| アポイント単価 | 1,000円〜 |
（税別）
※営業リスト：発注通話数の1.5倍まで0円
※毎月5社限定：お試しプラン29,800円
画像出典元：「株式会社ビズ・カンファレンス」公式HP
株式会社ビズ・カンファレンスは、マーケティング支援・営業支援・テレマーケティング代行サービスを展開している企業です。
ALSOKが管理する3重の施錠がされた高いセキュリティ下で架電・受電を実施してくれるので、安心して委託できます。
全国30,000社以上の法人リストを保有しており、アウトバウンドの場合は、架電先のホームページから企業ニーズ・担当者ニーズを予測した上で質の高い営業トークを実施します。
予算に応じた見積もりとなっています。
詳細については、お問合せが必要です。
画像出典元：「株式会社イクイップ」公式HP
株式会社イクイップは、コーディング専門のアウトソーシングサービスやテレマーケティング代行サービスを展開している企業です。
テレアポに強みがあり、5％〜2％のアポ率を維持。全国の中小企業500社以上との取引実績をもち、リピート率90%以上です。
コール結果はリアルタイムで確認ができ、通話した担当者・メールアドレス・断られた理由など見込みリストも共有されるため自社のナレッジ蓄積としても有効です。
| 初期費用 | 39,800円* |
| 架電費用の10％ ※2回目以降 |
進行管理費 |
| コール費用 | 1コール：99円 2コール：180円 3コール：220円 |
（税別）
*スクリプト作成費・リスト調整費・スタッフ教育費・進行管理費
| 300コール 毎月5社限定 |
500コール | 1,000コール | 2,000コール | |
| 費用 | 29,800円 | 50,000円 | 89,000円 | 170,000円 |
（税別）
画像出典元：「株式会社ＮＴＴマーケティングアクトＰｒｏＣＸ」公式HP
株式会社ＮＴＴマーケティングアクトＰｒｏＣＸは、コンサルティング・BPOサービス・テレマーケティング代行サービスなどのコンタクトセンターを展開している企業です。
西日本を中心に40拠点・7500席を所持しており、通信・放送/出版・自動車メーカー・健康食品/化粧品/飲料メーカーなど多種多様な代行実績があるため安心して依頼できます。
音声認識ソリューションや多言語電話通訳サービスなどの提供もしているため、単純な電話代行だけでなく様々な業務改善やサービス活用が可能です。
詳細については、お問合せが必要です。
画像出典元：「株式会社イクイップ」公式HP
株式会社イクイップは、東京都に拠点を置き、人材派遣・人材紹介・コンサルティング・業務委託事業を提供している企業です。
BtoBに特化しており、ニーズに応じて営業アプローチからクロージングまでを専任チームが代行してくれます。
独自のノウハウを活用した営業リスト・トークリストの作成だけでなく、営業トークの分析やインサイドセールス・フィールドセールスまで委託可能です。
詳細については、お問合せが必要です。
専門家に委託できるため、自社で手探りにテレマーケティングをおこなうよりも、効果的に認知を拡大し、商談機会や成約にもつなげてくれます。
決裁権のあるキーパーソンとコンタクトや自社サービスの会員など、各社は独自の営業リストを保有しています。
業種・業態やターゲットに最適なリストを活用し、効果的にテレマーケティングを進めてくれるでしょう。
テレマーケティング代行会社が保有する会員網を活用したサービスの場合、会員側と代行会社とのあいだで信頼関係がすでに構築されています。
まったく知らない会社からの電話よりも、話しを聞いてもらいやすいという点もメリットです。
テレマーケティングでは、電話口でそのまま購入や商談獲得を達成できることもあるので、営業コストの削減も可能です。
アウトバウンドコールやインバウンドコールができる人材を確保するには、採用コストや育成コストが必要になります。
テレマーケティング代行サービスを導入することで、それらのコストの削減にもつながるでしょう。
インバウンド（顧客からの電話）でのテレマーケティングを必要としないなら、テレアポ代行やオートコールシステムを活用する手もあるので、まずは利用したいサービスの範囲を明確にしましょう。
テレアポ代行は架電1件100円程度～や成果報酬型など、低コストですませることが可能です。
インバウンド対応の規模によっては、コールセンターが必要になるためスタッフの確保や環境構築などの理由から費用が大きくなってきます。
テレマーケティングをどの範囲までおこなうかの検討から始めてください。
テレマーケティングがマイナスイメージにつながらないよう、オペレータの質は必ず確認しましょう。
テレマーケティングでは顧客からニーズを聞き出す技術や、かけた電話で商品への苦情を言われることもあるのでクレームに対処する技術が必要とされます。
テレマーケティングにはアルバイトの求人を出している企業も多く、オペレータの質にばらつきがあることも。
これらを確認し、質に見合ったコストかを検討しましょう。
テレマーケティング代行サービスの拠点がどこにあるか、オペレーター数などの規模は比較する際のポイントです。
代行依頼をする内容によっては、希望する架電数や受電数に対応するために拠点・規模が大きく必要となる可能性があります。
目的や目標に応じてどれくらいの人数に代行する必要があるかなど、予め問い合わせて相談してみると良いでしょう。
今回ご紹介したテレマーケティング代行サービスの活用によって、社内リソースの確保や営業コストの削減を実現できます。
また、テレマーケティングの専門家に架電や受電を任せられることで最適な営業リストやトークスクリプトの作成・案件醸成率の最大化に繋げられるでしょう。
テレマーケティング代行を活用したいと考えている方は、ぜひ今回紹介したサービスを参考に導入を検討してみてください！
画像出典元：Pixabay
