【無料ツール紹介あり】AI型チャットボットとは?作り方やシナリオ型との違いまでわかりやすく解説

【無料ツール紹介あり】AI型チャットボットとは?作り方やシナリオ型との違いまでわかりやすく解説

記事更新日: 2024/03/22

執筆: クロダユリ

Webサイトに小さな画面がポップアップされ質問に答えてくれるAI型チャットボット。

AI型チャットボットを導入することで、人間のような自然な対話を可能にし、ユーザーとのコミュニケーション向上や、業務の効率化などを可能にします。

本記事では、AI型チャットボットの基礎から作り方、シナリオ型との違いまでを分かりやすく解説します。

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AI型チャットボットとは

チャットボットとは「チャット」と「ロボット」を組み合わせた言葉で、ユーザーからの質問やコメントに自動的に返答するプログラムのことです。

チャットボットは大きくわけてAI型とシナリオ型(非AI型)の2種類に分類できます。

まずは、それぞれの特徴を解説します。

AI型チャットボット

機械学習を活用し、あらかじめ学習させたデータやユーザーとのやりとりを解析することで、複雑な質問にも回答します。

AI型チャットボットは利用するほどデータを蓄積していくため、より精度が高い回答ができるようになります。

従来のシナリオ型(非AI型)と比較して、より柔軟で自然な対話ができるのが特徴です。

シナリオ型(非AI型)チャットボット

シナリオ型(非AI型)チャットボットは、あらかじめ用意されたシナリオやパターンにもとづいて回答するので、柔軟性や自然さに制限があります。

フローチャート形式でユーザーの選択肢に合わせて会話するため、取扱説明書や事務手続きといった、問い合わせ内容を想定しやすいケースに適しています。

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AI型チャットボットとシナリオ型チャットボットの違い

「AI型チャットボット」と「シナリオ型(非AI型)チャットボット」のどちらを導入したらよいのでしょうか。

それぞれのメリット・デメリットを理解することで効果的な選択ができるでしょう。

  メリット デメリット
AI型
  • 会話感覚で質問できる
  • 複雑で広範囲な質問に対応できる
  • AI学習することで回答精度が上がる
  • 導入・運用に手間とコストがかかる
  • データベースの質により回答精度に差がでる
シナリオ型
  • シナリオ通りに誘導しやすい
  • 選択肢を選ぶだけで手間が少ない
  • 短期間で導入できる
  • シナリオ外の質問では有人対応が必要
  • 大量の質問に対応できない


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AI型チャットボットの作り方

AI型チャットボットを作るには、いくつかのステップがあります。

事前準備

まず、チャットボットでどのような問題を解決したいのかという導入目的を明確にし、それに合った機能や設計を考えます。

チャットボットを利用するユーザー像を想定する必要があるので、具体的なペルソナも設定しましょう。

AIチャットボット作成ツールを使用する場合

AIチャットボットを作成する際には、専用の作成ツールを使用することができます。

作成ツールは導入・運用に費用がかかりますが、専門の知識がなくても簡単に作成できる点がメリットです。

1. ツールの選択

作成ツールを比較する際は、費用と搭載機能を確認して、自社に合ったツールを選択しましょう。

2. 対話データを用意し作成ツールに学習させる

チャットボットが適切に対話を行うためには、学習データが必要です。

過去の問合せ履歴やFAQなどからデータを収集し、シナリオとメッセージを入力して学習させます。

学習データが多いほど、チャットボットが対応できる範囲が広がります。

3. 運用テストを経て運用へ

作成したチャットボットを実際に運用する前に、テストを行い問題がないことを確認します。

意図した流れが構築できているか、自然な会話になっているかをユーザー目線で確認しましょう。

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AIチャットボットを自分で作る場合

AIチャットボットを自分で作る場合は高度な開発スキルが必要ですが、導入後は運用コストがかからず自由にカスタマイズできます。

1. プログラミング言語の選定と必要ライブラリの用意

まず、適切なプログラミング言語と必要なライブラリを選定しましょう。

プログラミング言語の代表的な例としてPythonがあげられます。

2. 対話データベースの作成

チャットボットが対話するためのデータベースを作成します。

ユーザーの問い合わせに対する適切な回答や情報を整理し、データベース化します。

3. プログラムを組んでいく

選定した言語を用いて、チャットボットのロジックをプログラムしていきます。

自然な対話を実現するために、適切な処理や応答を実装します。

4. 運用テストを経て運用へ

定めた機能や要件を満たしているかチャットボットをテストし、問題がないことを確認したら運用に移行します。

ユーザーとの対話を通じて、チャットボットの改善点を洗い出し、運用開始後も継続的な改善を行います。

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無料もあり!おすすめのAIチャットボットツール

専門知識がなくても導入しやすいAIチャットボットツールをご紹介します。

無料で利用できるツールもあるので、導入検討の参考にしてください。

HubSpot

画像出典元:「HubSpot」公式HP

特徴

無料で利用できるチャットボットで、専門知識がなくても導入しやすいのが特徴です。

チャットボット以外にも営業支援やマーケティング支援など、CRM(顧客管理システム)と統合していて、有料でSFA(営業管理)やMA(見込み客管理)をセットで使うことができます。

料金

Marketing Hub

  無料 Starter Professional Enterprise
マーケティングコンタクト 1,000件/月 2,000件/月 10,000件/月
料金(年払い) 0円/月 1,800円/月 96,000円/月 432,000円/月

(税表記なし)

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株式会社ギブリー「​​DECA カスタマーサポート」

画像出典元:「​​DECA カスタマーサポート」公式HP

特徴

AIを活用して顧客対応に必要なQAを自動で作成するため、FAQ作成の手間の削減とチャットボットとFAQシステムを一元管理が可能になります。

テキスト、PDF、画像、音声などのデータを使ったオリジナルのFAQを、自動で作成することができます。

料金

詳細については、お問い合わせが必要です。

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まとめ

AI型チャットボットは、従来のチャットボットよりも柔軟で自然な対話を可能にします。

ツールを使用する場合も、自分で作成する場合も、適切な準備とテストが重要です。

自社のニーズに合った方法でAIチャットボットを活用しましょう。

画像出典元:pixabay

 

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