ITANDI BB

記事更新日: 2023/05/15

執筆: 山川知沙

編集部コメント

物件掲載から契約更新まで一連業務をワンストップで行える賃貸管理システム

「ITANDI BB」は不動産リーシングにかかる一連の業務をワンストップで行える賃貸管理システムです。

物件掲載から入居者募集、物確対応、内見予約受付、入居申込受付、契約、更新・退去管理、追客まで全ての流れをカバーしオンライン化可能

在宅勤務が難しいと言われる不動産業のリモートワーク化を実現できます。

有料機能の料金が公開されていないのがネックですが、機能が細かく分かれ単体で利用できるため無駄なコストが発生しないのは確か。

仲介業務から賃貸管理業務まで全ての効率化を狙いたい企業は必見です。

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良い点

「ITANDI BB」なら物件検索と同時に内見予約・入居申込みに進める機能を無料で利用可能。豊富な有料サービスは自社に必要なサービスを選択し利用できます。

悪い点

他社サービスに見られるホームページやチラシ、間取り図の作成機能はありません。

費用対効果:

基本機能は無料。内見予約や電子契約などの有料機能を必要なものだけ選んでコスパよく利用できます。

UIと操作性:

「年配者でも難なく順応できた」という利用企業での評判から、操作の簡易性が伺えます。

社外連携:

RPAにより基幹システムの情報を業者間サイトや申込受付システムと自動連携可能です。

ITANDI BBの導入メリット3つ

1. 不動産業者間サイトを無料で利用できる

無料で物件の掲載・検索ができるほか、同じサイト上で内見予約と入居申込に進めます。

注目すべきはリアルタイムな物件更新。

管理会社の物件情報とリアルタイムに連携しているので、すでに埋まってしまった物件に問い合わせてしまうという事態を防げます。

「ITANDI BB」の物件検索画面

2. 仲介業務の効率化を図る3つの機能:内見予約・申込受付・物確対応機能

仲介業務効率化のキーになるのは次の3つの機能。

いずれも有料版「ITANDI BB+」のサービスです。

1.内見予約機能「内見予約くん」
2.申込受付機「申込受付くん」
3.物確電話応答「ぶっかくん」


「内見予約くん」では、内見予約をオンライン上で受付可能。

休日や時間外でも予約自動応答を設定できるため、それまで取り逃していた内見予約を全てキャッチできます。

入居率のアップが期待できるほか、内見受付にかかる人件費や通信費の削減も見込めます。

内見予約くん

「申込受付くん」では、これまで紙でやりとりされてきた申込受付をオンラインで実行可能。

進捗位状況を一目で把握でき、必要な連絡はチャットメッセージで簡単に送信できます。

「申込受付くん」を利用している企業からは、「紙のやりとりでは未記入や不備があると逐一連絡する必要があり手間だったが、オンライン申込なら、全て正確に情報を入力しないと前に進めないため、不備確認の手間が削減できた」と高評価です。

申込受付くん

最後の「ぶっかくん」では、物確対応の自動化が可能。

空室確認の問い合わせに対して、24時間自動音声で応答できます。

応答内容は自社に合わせカスタマイズでき、内見方法やキーボックスの暗証番号の案内などもできます。

電話対応にとられる手間を圧倒的に削減できます。

ぶっかくん

3. 賃貸管理業務の効率化を図る2つの機能

「ITANDI BB+」なら仲介業務のみならず、管理業務の効率化も図れます。

管理業務効率化に貢献する機能は次の2つ。

いずれも有料版「ITANDI BB+」のサービスです。

・入居者管理機能「更新退去くん」
・電子契約機能「電子契約くん」

 

「更新退去くん」では入居者状況や手続きをWEBで管理可能。

入居者の状況は「更新間近」「退去手続き中」などWeb上で簡単に把握できるので、電話やメールで問い合わせる手間が省けます。

また、更新・退去に関する手続きは全てWeb上で行えるので、書類を郵送する必要がありません。郵送にかかる手間や郵送費の削減が期待できます。

更新退去くん

「電子契約くん」では、契約作業をオンラインで完結可能

賃貸借契約のほか、保証委託契約、重要事項説明書、駐車場契約、定期借家契約、保険契約など付帯する契約を広くカバーしているので、電子契約書と紙の契約書が重複するようなことはありません。

煩わしい押印や郵送の手間も削減でき、不動産会社と入居者双方の負担を軽減できます。

電子解約の流れ

ITANDI BBのデメリット2つ

1. ホームページやチラシ、間取り図の作成機能がない

ホームページやチラシ、間取り図などの作成機能はありません。

他社サービスの中には、豊富なテンプレートを活用しホームページやチラシを作成できたり、SEOに強いサイトページを作成したりできる機能を備えたシステムもあります。

また、物件情報がそのまま自社ホームページに反映される機能を持つシステムもあります。

「​ITANDI BB​」にはそのような宣伝用のコンテンツを作成する機能は備わっていません

 

2. 物件検索・掲載機能以外は有料

不動産業者間サイトの物件検索・掲載機能は無料で利用できますが、ご紹介した内見予約や申込受付機能などは全て有料扱いです。

さらに、有料版の機能は料金が公開されていないのがネックで、おおよその予算を立てるのが難しいです。

口コミには「カスタマーサクセスが充実している」という声も見られるので、少しでも興味持ったら、迷わずお問い合わせしてみることをおすすめします。

ITANDI BBの料金プラン

物件検索・物件掲載機能は無料で利用できます(ITANDI BB)。

その他の機能(ITANDI BB+)は有料。

料金の詳細についてはお問合せが必要です。

  ITANDI BB ITANDI BB+
費用 0円 要問合わせ
機能 ・物件検索
・物件掲載
・内見予約
・申込受付
・電子契約
・入居者管理
・物確電話応答
・遠隔電話FAX
・物件情報自動連携
・追客

 

競合製品との料金比較

賃貸管理システムの価格帯は月額5,000円〜50,000ぐらいが多く、中でも5,000円〜20,000円の層が多いです。

初期費用はサービスによりまちまちです。

賃貸管理システムの機能は物件管理や契約管理、顧客管理、家賃の入出金、書類作成などが主で、サービスにより得意とする機能が異なります。

「ITANDI BB」は自社に必要な機能だけを選び利用できるので、無駄なコストが発生しません。

  ITANDI BB 賃貸革命10 ESいい物件One
費用 物件検索機能と掲載は0円
その他機能は有料
月額17,000円〜 月額20,000円〜
特徴 必要な機能を選べる 創業27年
4,761社導入
の実績
物件チラシ
賃貸借契約書の
豊富なテンプレート

 

ITANDI BBの評判・口コミ

内見予約くんと申込受付くんを導入!
株式会社富士建設工業新宿支店

これまでの申し込みの処理に1時間かかっていたとしたら、10分程度まで削減できたと思います。一番恩恵を感じる点は、紙での申込では空欄や不備が散見されていましたが、Webでは必須項目を入力するまで先に進めないので、確認の手間がなくなったことです。また、保証会社への審査移行もWeb上でできるため、申込内容が保証会社に届いていないといった不備が少なくなりました。

リモート勤務を実現! コロナショックにも適応
東京建物不動産販売株式会社

Web化を進めていたことにより、比較的スムーズに電話ゼロ化や一部業務を在宅勤務化することに成功。また、申込受付くん導入により作業が自動化され、月曜の朝には申込書の必須事項がしっかり埋まり、必要書類もそろっている状態で審査開始ができるようになり、本来やるべき業務に取り組めるようになりました。

To Do機能の活用で、少人数で効率的にタスクを処理
中央企画株式会社

To Doリストが便利ですね。これまでTo Doを紙に書き込んでいたのですが、今はオンラインでリストを参照して、やったものにチェックを入れるというのを習慣化しています。未処理のタスク数を一覧できるページと、具体的なタスクを確認できるページがあるので、使い分けて作業を進めています。

*「ITANDI BB」公式HP参照

ITANDI BBを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

・少しずつ機能を拡張していきたい企業

「ITANDI BB」には不動産リーシング業務をワンストップで行うための多様な機能が搭載されています。

それぞれの機能は細かく分かれ、単体利用が可能。

初めは最低限の機能からはじめ、徐々に拡張していくという使い方ができます

不動産リーシングの第一段階である「物件掲載と募集」の機能は無料で利用できるので、まずはそこから使用感やサービスなどを体感してみるといいでしょう。


・テレワーク化を進めたい企業

メリットの項では物件検索、内見予約、申込受付、電子契約、入居者管理、物確電話対応、遠隔電話FAX機能をご紹介しました。

これら全ての機能に共通する目的は”業務のオンライン化”です。

特に不動産業は電話や入居希望者への対応があり、テレワークが難しいと言われていますが、不動産リーシングの完全オンライン化を狙った「ITANDI BB」なら不動産業のリモートワークが実現できます。

大切なのは、オンライン化は自社業務の効率化だけでなく、顧客の時間も守れるというメリットがあること。

着手する価値は大いにあります。

向いていない企業

・顧客や取引相手がデジタルに強くない層である場合

地域や物件の種類によってはシニア層の入居希望者が多い場合もあるでしょうし、今でも昔ながらの不動産屋さんの店舗に印刷した手書きの間取り図が掲載されているのを見かけることがあります。

そのようなアナログ層を相手にすることが多い場合は少し注意が必要です。

電子契約など「重要だと分かっていても意味が分からない!」と投げ出されてしまわないように、丁寧な説明を心がけましょう。

まとめ

仲介業務から賃貸管理まで「ITANDI BB」一つでカバーできるのが魅力。

あれこれツールを併用するストレスから解放されます。

電話対応も自動化できるため、そこに割かれていた人件費や通信費の削減が可能。

不動産リーシング業務を根本から改善したい企業におすすめのツールです

 

画像出典元:「ITANDI BB」公式HP

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