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オンラインストレージは、サーバー上でファイルを保存、管理、共有できるサービスとして、個人から企業まで既に幅広く導入されています。
この記事では、幅広い業種・業界へのICT活用支援の経験・実績を持つ、株式会社これあらた代表取締役の冨山陽平氏への取材を元に、
オンラインストレージのメリット・選定ポイント・おすすめのオンラインストレージサービスを徹底的に解説していきます!
このページの目次
オンラインストレージとは、サーバー上でデータを保存、管理、共有できるクラウドサービスのこと。
WindowsのOneDriveやAppleのiCloudと聞くとイメージが湧く方も多いのではないでしょうか。
オンラインストレージサービスが提供するサーバー上に、ファイルをアップロードするため、ローカルやデスクトップのデータ容量を消費せずに、多くのファイルを保存・管理・共有できます。
サービスの種類としては、個人、個人業務(BYOD)、法人と大きく3つ。
料金プランも、無料で利用できるものから、月額料金の発生する有料のものまで様々です。
これからご紹介していく選定ポイントと併せて、それぞれのサービスの特徴を確認し、用途にあったものを導入しましょう。
オンラインストレージ導入のメリットを先に確認したい方はこちら
まずは、大前提として、オンラインストレージを導入する際に、具体的に必要な条件を洗い出しましょう。
上記チェック項目は、業務・部署の特性によっても条件が変わってきますので、メインで利用する部署内でよく検討しましょう。
これら条件を踏まえた上で、専門家の冨山氏に、用途別にチェックしておくべき選定ポイントをお伺いしました!
※BYOD…私物端末の業務利用
※SLA…サービスの稼働率を表すもの
※GDPR…EUにおける個人情報保護のための規則
株式会社
これあらた代表
冨山陽平氏
写真や動画などフォトストレージとして利用するような場合、自分が使いやすく、一般的に名の知れているようなサービスであれば、基本的にどのサービスでも問題ないです。
個人業務(BYOD)向けのオンラインストレージは、SLAが担保されていて、法人向けで比較的料金プランが手頃なものを選んでおけばまず間違いないでしょう。
SLAは、サービス提供者が契約者に対してサービスの内容や範囲、品質、運営ルールなどを保証する指標で、実現できない場合は、サービス提供者が料金の減額や補償などを行う約束になっています。
株式会社
これあらた代表
冨山陽平氏
SLAに関しては、フリーランスや副業で、クライアントとの契約の際にオンラインストレージに関する規約を明記する必要がある場合があります。どこのサーバーで誰が管理しているのかなどの情報を求められることがあるので、SLAの担保がされているかを確認しておきましょう!
法人向けのオンラインストレージは、SLAに加え、データセンターの場所、海外データセンターの場合は、GDPR(EUにおける個人情報保護の規則)など現地の個人情報保護関連法による影響、アクセスログ・監査ログの有無など複数の点を確認する必要があります。
株式会社
これあらた代表
冨山陽平氏
最近の世界情勢を踏まえて、データセンターの場所を選択できるサービスが好まれています。また、リスクヘッジという意味で、トラブル時にアクセスログは非常に有効なので押さえておきたい機能です。
容量 | 料金 | 特徴 | セキュリティ | |
---|---|---|---|---|
Everidays |
3GB~20TB
|
0円~
|
エクスプローラと同等の操作性を実現
|
国内データセンターでの管理ほか9つのセキュリティ対策
|
Google Drive |
30GB~無制限
|
680円~(1ユーザー)
|
Googleアプリと連携可能
|
良くも悪くもない
|
Dropbox |
5TB~
|
1,500円/月~(1ユーザー)
|
複数のデバイス(PC,スマホ,タブレット)と同期可能
|
良くも悪くもない
|
box |
10GB~無制限
|
0円~
|
ファイル共有がしやすい
|
権限設定、ログ監視
|
セキュアSAMBA |
5GB~1TB以上
|
0円~
|
24時間365日万全なサポート体制
|
3段階のアクセス権限設定
|
この5選の中では、個人利用や個人業務用であれば『Everidays』『Dropbox』『セキュアSAMBA』が、法人利用なら使いやすい『Googleドライブ』、グローバル企業なら『box』が断然おすすめです!
画像出典元:「Everidays」公式HP
Everidaysは操作性の良さとセキュリティ性の高さが評判のオンラインストレージです!
Windowsのエクスプローラをイメージさせるインターフェースなので違和感が無く、これまで同様直感的に操作できるのがポイントです。
無料のクラウドストレージサービスと異なり、国内データセンターへの保管や二段階認証等、セキュリティ対策がしっかりしており、安心してビジネス利用できます。
初期費用は無料で、法人向けプランは2種類用意されています。
スタータープラン | プロフェッショナルプラン | |
月額料金 | 8,910円 ※年間契約時の料金 |
20,520円 |
容量 | 200GB | 1TB |
全てのプランを利用人数無制限で、本契約時と同じ条件で利用できます。
Everidays 含むオンラインストレージの資料を一括DL
世界10億人以上に利用されているGoogleドライブは、個人から法人まで幅広く対応可能な最も有名なオンラインストレージです。
無料で15GBの保存容量を利用でき、Gmail、Googleフォト、ドライブにアップロードされたGoogleドキュメントなどを保存でき、共有・編集も簡単です。
個人利用ならGoogle One、法人利用ならGoogle Workspaceの料金プランになります。
Google Workspaceの資料については、口コミ下の資料請求ボタンから無料ダウンロードできますので是非ご確認ください!
プラン | 月額料金 | 容量 |
Google Drive個人用プラン | 無料 | 15GB |
Google One |
250円 |
100GB |
Business Starter | 680円/ユーザー | 30GB/ユーザー |
Business Standard | 1,360円/ユーザー | 2TB/ユーザー |
Business Plus | 2,040円/ユーザー | 5TB/ユーザー |
保育園
31〜50人
権限の付与の仕方が少し分かりづらい
リンクを共有するだけで共同編集できるのはありがたいのですが、共有の権限の付与の仕方が少し分かりづらく、間違える可能性があると感じたため、セキュリティ面が厳しい会社には向かないかもしれません。
通信
51〜100人
データ量が多くてもクラウド保存で重くならない
Googleドキュメントやスプレッドシートの利用促進のため、メジャーなGoogleドライブを採用しました。外部に共有が必要なデータも多く、GoogleドキュメントやスプレッドシートのURLを貼り付ければ簡単に共有できるのは便利です。
世界5億人以上のユーザーを持つDropboxは、Googleドライブと同様、個人から法人まで幅広い用途で利用されています。
但し、無料の保存容量が2GBと少ないため、法人利用の場合は、有料プランがおすすめです。
2022年4月にリリースされたDropbox Backupは、デバイス数は1台に制限されますが、月額750円で容量・ファイルサイズ無制限で利用できます。
BYODの個人業務で、ファイルサイズが大きい画像や動画などを扱う方には適しているでしょう。
プラン | 料金 | 容量 |
Plus | 1,500円/月/ユーザー | 2,000GB |
Family(最大ユーザー6人) | 2,500円/月 | 2,000GBを共有 |
Professional | 2,400円/月/ユーザー | 3,000GB |
Standard (ユーザー3人以上) |
1,500円/月 | 5,000GB |
Advanced (ユーザー3人以上) |
2,400円/月/ユーザー | 必要に応じた容量 |
いずれのプランにも、Dropbox Backupは含まれています。
Webメディア
1人
3台までしか同期できなくなった
無料枠で使用しているためか初期は5GBまで使えましたが、最近その枠が2GBまでに減ってしまいました。
何よりここ最近の改悪が、パソコンやスマホ含めて3台までしか同期できなくなってしまったことです。今はパソコンとスマホの一台ずつで連携していますが、今後増えたときや複数端末で同期したいときに不便になるので、とても困っています。
サービス業
2〜10人
他のアプリへのエクスポートが楽
DropboxはほかのアプリやWord・エクセルなどへのエクスポートの相性が非常に良いところが使いやすいです。 同期も例えばスマホ・パソコン間ですぐ出来るのもとても良いです。
boxは、世界66万以上の会社に利用されているにも関わらず、今まで大きなセキュリティ事故を起すことなく、セキュリティに定評があるツールです。
無料でも10GBまで容量が利用でき、有料プランの場合も、ファイル容量の制限はあるものの容量無制限で利用でき、グローバル企業に適しています。
プラン | 料金 | 容量 |
個人プラン | 無料 | 10GB |
Personal Pro(個人向け) | 1,200円/月 | 100GB |
Business Starter | 550円/月/ユーザー | 100GB/ユーザー |
Business | 1,800円/月/ユーザー | 無制限 |
Business Plus | 3,000円/月/ユーザー | 無制限 |
Enterprise | 4,200円/月/ユーザー | 無制限 |
IT業
31〜50人
セキュリティー面で安心
ファイル公開の時間制限機能があるところが便利です。自社セミナー参加者にセミナー資料を公開するとき、セミナー「開催後1週間」など期限をつけて設定できたので助かりました。
メーカー
1001人以上
中小企業の場合、高額になる可能性も
エンタープライズライセンスは、ボリュームディスカウントが無いと高額になるため、中小企業の場合、ネットワークやユーザ数、使い方等を考慮して、他のクラウドストレージサービスも視野に入れた方が良い。
画像出典元:「セキュアSAMBA」公式HP
セキュアSAMBAは、100人未満の国内中小企業に人気のオンラインストレージです。
操作性の高さや、ユーザー数無制限プラン、サポート体制の充実などが高評価ですが、全体の容量としては若干少なめなので、ファイル容量が大きいものを扱う企業には不向きです。
フリー | スモール | スタンダード |
ビジネス | エンタープライズ | |
月額料金 | 0円 | 15,000円 | 25,000円 | 35,000円 | 48,000円~ |
ユーザー数 | 3 | 50 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
容量 | 5GB | 100GB | 300GB | 500GB | 1TB~ |
セキュアSAMBAには上記5つの料金プランがあり、基本は容量によってプランが変動します。
上記よりもさらに大きい容量の場合でも対応可能ですので、ぜひ相談してみるといいでしょう。
サービス
51〜100人
通信速度も安定していて便利
サーバーがAWSで速度も通信も非常に安定しているので、とても便利だと感じました。コロナ禍によるテレワークで本社出勤できない状態のときでも、さほど不自由さを感じることなく仕事をこなしていけました。
サービス業
51〜100人
毎月できるダウンロードに制限がある
毎月できるダウンロードに制限があるところです。業務上、動画や高画質の画像等のダウンロードが必要になることがよくあるのですが、その場合制限内で行わないとならないのはつらいです。あまり自由度が利かない印象があります。
次の章からは、その他のおすすめオンラインストレージを完全無料・法人・個人業務・個人に分けてご紹介していきます!
MEGAは、ニュージーランド発のオンラインストレージで、全世界で2億人以上のユーザーがいます。
容量が20GBまで無料で、チャット、ファイル共有、音声・ビデオ通話などオンラインストレージの基本機能が利用できます。
セキュリティの高さ、高速通信が強みのオンラインストレージです。
有料プランと無料プランがあります。
無料プランでも、20GBまでストレージを利用可能。
プラン | 月額料金(月払い) | 容量 |
PROⅠ | 1,594円 | 2TB |
PRO II | 3,190円 | 8TB |
PRO III | 4,785円 | 16TB |
ビジネスプラン | 2,394円~ (3ユーザー以上~) |
3TB |
IT/インターネット/通信
31人〜50人
エンジニア
ビデオ通話やチャットもできる
Dropboxよりもストレージが多い。登録も簡単で、使いやすさも初心者でもわかりやすいインターフェースです。ビデオ通話には制限時間はなく、画面共有しつつチャットにメールが送れるし、ファイル共有も可能。ミーティングが複数人であっても、全然支障なくデータのやり取りができます。フォルダ作成時に、アクセス権限の付与もクリック操作で簡単できるのもいいですね。
サービス
31人〜50人
非公開
ファイルの出し入れなどはし易い
他のクラウドサービスと違いどうしてもマイナーなので、会社にも最初は警戒されて、なかなか会社全体で使用とはならなかった。また、登録時のクラウドサービスのバイトの多さから、日が経つと減っていくのにはかなりガッカリした。また 動画も入れるときにPCに落とさず、そのままサイトから動画をスムーズに確認できるとありがたい。
画像出典元:「TeraCLOUD」公式HP
TeraCLOUDは、10GBまで無料で利用でき、ファイル容量無制限、紹介ボーナスを利用すれば最大1TBの容量追加がされるという点が他とは違う特徴です。
データサーバーは、全て国内に設置されており世界情勢に左右される心配が少ないこともメリットです。
月額料金(税抜) | 容量 |
無料 | 10GB |
8,80円 | 300GB |
1,320円 | 3TB |
4,400円 | 10TB |
画像出典元:「firestorage」公式HP
firestorageは、日本のロジックファクトリー株式会社が提供しているオンラインストレージで、2008年からサービスを行っている老舗のサービスです。
会員登録していなくても無料で利用できる点がメリットで、アップロード後に表示されるダウンロードURLを共有することで、他の人とファイル共有ができます。
プラン | 月額料金 | 容量 |
非会員 | 無料 | - |
無料会員 | 無料 | 2GB |
ライト会員 | 1,037円 | 25GB |
正会員 | 2,085円 | 100GB |
画像出典元:「4Sync」公式HP
4Syncはスマホからもアクセス可能で、ファイルを共有するツールに必要な機能は全て含まれています。15GBまで無料で使うことができます。
ただ、有料プランが1TBからしか利用できないので、小容量からの課金をしたい方には不向きなツールかもしれません。
公式HPに月額料金8.25ドルとありますが、詳細はお問い合わせが必要です。
使えるファイル箱は、2002年からストレージ事業を行う使えるねっと株式会社が提供するオンラインストレージです。
既存のパソコン操作と同じ感覚で使用でき、ユーザー数・ファイルサイズ共に無制限で容量1TBが利用できる点が最大のメリットです。
容量課金制の低価格で、社内の総容量が1TB以内に収まるような中小企業から支持されています。
WindowsならExplorer、MacならFinderからアップロード可能です。
使えるファイル箱の料金は、1年契約の場合、月単価が安くなります。
また、1年契約すると最初の1年間は全額返金を保証 (1年契約のみ)! いつでも解約可能だから安心して使えます。
容量追加は無制限に可能で、追加容量1TBあたり税込8,580円/月が発生します。
プラン名 | 料金(税込) | 年契約月単価(税込) |
スタンダード(1ヵ月契約) | 25,080円 | ー |
スタンダード(1年契約) | 254,760円 | 21,230円 |
アドバンス(1ヵ月契約) | 75,680円 | ー |
アドバンス(1年契約) | 726,000円 | 60,500円 |
画像出典元:「Box over VPN」公式HP
Box over VPNは、オンラインストレージのboxを利用する際に通常のインターネット経由ではなく、VPN経由でアクセスする形で販売しているサービスです。
boxの特徴はそのままに、様々な脅威のあるインターネット経由ではなく、VPN(仮想専用線)を経由してboxにアクセスするため、より安全性が高くなる点がメリットです。
Box over VPNの料金プランは、初期費用無料、月額1,925円/ユーザーからあります。
Business | Business Plus | Enterprise | |
インターネット型 (web限定・3年契約) |
1,925円 | 3,190円 | 4,455円 |
VPN型 | 2,860円 | 4,180円 | 5,500円 |
容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
最大ファイルサイズ | 5GB | 15GB | 50GB |
Box over VPN 含むオンラインストレージの資料をDL
画像出典元:「コワークストレージ」公式HP
「コワークストレージ」はNTT東日本が開発・提供するオンラインストレージサービスです。
セキュアで使いやすいストレージサービスを目標に開発された「コワークストレージ」は、ローカルフォルダを使っているかのような操作性で、だれでも簡単に使えます。
データ保管や冗長構成も国内で完結しているため、情報セキュリティも安心です。
ID追加オプションを利用した場合でも、上限ID数は500IDなので大企業での利用には不向きですが、1IDあたり550円~と、ストレージサービスを使ってみたいけれど、コストやセキュリティ面で導入に不安があるという中小企業やSOHO経営者にはおすすめのサービスといえます。
インターネット接続サービス初期費用+月額費用が必要です。
【月額費用】
コワークストレージのプラン | 月額費用(税込) | 容量/ID数 |
スタート (小規模向け) |
2,750円 | 100GB/5ID |
スタンダード (従業員10名程度) |
6,600円 | 1TB/10ID |
アドバンスト (従業員30名程度) |
23,100円 | 3TB/30ID |
プロフェッショナル (多人数向け) |
39,600円 | 5TB/50ID |
*ID追加オプション3,300円/10ID(330円/1ID相当)
*容量追加オプション5,500円/1TB
画像出典元:「クラウドファイルサーバ on Oracle Cloud」公式HP
株式会社MECが提供する「クラウドファイルサーバ on Oracle Cloud」は、Oracle Cloud上に専用のファイルサーバを構築し、ファイルサーバに関する課題の解決を実現するサービスです。
オンプレミス同様の操作性とオンラインストレージのメリットを持ち合わせているので、トータルコストの大幅な削減を実現できます。
また、Oracle Cloudの専門家による構築・導入支援を受けられるのも魅力。
最短10日間で運用を開始できるため、ファイルサーバに関する課題を抱えているなら導入を検討するのがおすすめです。
クラウドファイルサーバ on Oracle Cloudは、初期費用40万円、月額費用2万円で利用できます。
また、相談料が無料であるため、導入を迷っている方や導入に不安がある方でも安心です。
クラウドファイルサーバ on Oracle Cloud | |
ファイルサーバ構築費 | 40万円 |
月額費用 | 2万円 |
アウトバウンド転送料 | 10TBまで無料 |
相談料 | 無料 |
(税表記なし)
DirectCloudは、法人向けのオンラインストレージとしては、現時点で最もバランスが良いサービスです。
エクスプローラーと同様の使いやすい使用感、国内サーバー、高いSLA率とビジネスユースに安心な材料が揃っています。
但し、料金に関しては初期費用無料、ユーザー数無制限ですが、月額料金は30,000円~になるので、社内で要検討が必要です。
プラン | 月額料金 | ストレージ | ユーザー数 |
スタンダード | 30,000円 | 500GB | 無制限 |
アドバンスド | 50,000円 | 1TB | 無制限 |
ビジネス | 90,000円 | 3TB | 無制限 |
プレミア | 180,000円 | 10TB | 無制限 |
エンタープライズ | 300,000円 | 30TB | 無制限 |
GigaCCは民間企業だけでなく行政機関でも多く導入され、これまで20万人以上に使われてきた業界トップクラスの実績を持つオンラインストレージです。
日本企業の社内フローやセキュリティに最適に作られており、ファイル共有以外にも請求書発送・受領業務など幅広い業務の効率化が図れます。
ウイルスチェック機能やIPアドレス制限、SSL/TLS暗号化通信などの機能を全て標準搭載しているため、金額は他サービスと比べて少し高めの設定になっています。
初期費用は全プラン50,000円、月額費用も10ID 12,000円~となっています。
料金プランによって利用できる機能が変わります。
Biz ストレージ ファイルシェアは大容量ファイルの送受信・共有をWebブラウザ上で行うことができ、料金は定額制で最大1万人で使えます。
また、NTTCommunicationsがサービス提供をしており、セキュリティ対策も万全のため、機密性の高いデータも安心して取り扱うことができます。
容量 | ユーザー数 | 初期費用 | 月額料金 |
1GB | 1,000 | 22,000円 | 16,500円 |
2GB | 2,000 | 22,000円 | 28,600円 |
10GB | 10,000 | 22,000円 | 71,500円 |
100GB | 10,000 | 22,000円 | 104,500円 |
500GB | 10,000 | 22,000円 | 165,000円 |
1TB | 10,000 | 22,000円 | 220,000円 |
画像出典元:「Cmosy」公式HP
「Cmosy」では、Googleドライブでファイルの保管や送受信を一元管理できます。
Googleドライブから直接、社外へのファイルのやり取りができる利便性と、パスワード付与やファイルダウンロード制限がかけられる安全性をあわせ持っています。
1ユーザーあたり月500円からという最小限のコストで始められる手軽さもメリットです。
社外とのファイル送受信や社内情報共有にかかる手間やコストを削減したい企業におすすめできます。
Cmosyの料金プランは、「ライト」「スタンダード」「ビジネス」「プロフェッショナル」の4種類あります。
ライト | スタンダード | ビジネス | プロフェッショナル | |
特徴 | 最もリーズナブルなプラン | 標準的なプラン | 大規模運用に 適したプラン |
映像制作に特化 したプラン |
1ユーザーあたりの 月額料金 (税抜) |
500円 | 1,500円~ | 2,000円~ | お問い合わせ |
利用アカウント数 | 10人~ | 10人~ | 50人~ | 5人~ |
*スタンダードプランやビジネスプランは、100以上のID利用によりボリュームディスカウントが適用される場合があります。
画像出典元:「Fleekdrive」公式HP
Fleekdriveは、法人に特化したオンラインストレージで、AWS(Amazon Web Services)を基盤に、国内3カ所のデータサーバーにデータが保管されるため高いセキュリティが担保できる点が強みです。
料金設定も、安価なものから用意があるため、企業規模問わず導入しやすいです。
基本的な料金は、ユーザ数1人あたり「月/600円」と「月/1,800円」のプランに分けられます。
無料トライアルは30日間利用できます。
また、プランの料金とは別にオプションとして様々なアップグレードを行うことができます。
「Teamプラン」と「Businessプラン」の大きな違いは、APIコールの数が「Teamプラン」は毎月50,000回まで無償、「Businessプラン」は毎回150,000回まで無償と、「Businessプラン」の方が3倍となっている点でしょう。
まずは、30日間の無料お試し体験を検討してみてはいかがでしょうか。
PrimeDriveはiPad・iPhone・Androidから資料を参照できるため、アプリをダウンロードすれば様々なビジネスシーンで活用できます。
ソフトバンクのデータセンターがサービスを提供しているので、ファイルの不正アクセス防止などのセキュリティ対策は万全で、データ容量が大きいのも魅力です。
容量 | 料金 |
1GB | 12,000円 |
10GB | 69,800円 |
100GB | 180,000円 |
1TB | 個別見積もり |
※初期費用が一律で30,000円かかります。
大手KDDIによるサービスで、容量に対して値段が低価格な上にセキュリティ面対策なども万全です。
ワンタイム共有機能でアクセス制限を付けながら、社外へとファイル展開できるのも特徴的でしょう。
ID単体プランは、1ID330円で10GBまで利用可能です。
プラン | 初期費用 | 月額料金 | 上限ID数 | 容量追加 |
10GBプラン | 無料 | 69,800円 | 30 | 20,000円/10GB |
100GBプラン | 無料 | 180,000円 | 1,000 | 80,000円/10GB |
1TBプラン | 無料 | 600,000円 | 5,000 | 80,000円/100GB |
画像出典元:「Fileforce」公式HP
Fileforceは、実績豊富な企業向けオンラインストレージで、セキュリティ対策も万全です。
既存のファイルサーバ・NASからクラウドへのデータ移行については、移行先を選択しツール上で進捗を確認するのみの簡単作業で済みます。
現在利用しているシステム運用を変えずにデータを集中管理したいという企業にはおすすめです!
「ユーザー数無制限のプラン」や、「30日間の無料トライアル」があるので、初めて利用する企業でも導入しやすいでしょう。
料金プランは用途に応じて選択可能で、ユーザー数無制限のUnlimitedプランがおすすめです!
プラン | Small Business | Unlimited-1 | Unlimited-3 | Unlimited-10 | Unlimited-30 |
ユーザ数 | 10ID~500ID | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
基本 ストレージ容量 |
ユーザあたり10GB | 1 TB | 3 TB | 10 TB | 30 TB |
初期 導入費用 |
0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額利用料 | 900円/1ID | 55,000円 | 98,000円 | 198,000円 | 330,000円 |
※大容量のEnterpriseプランは、ユーザー数:10ID~/初期費用:0円で、必要容量を購入可能です。(料金は問合せをする必要があります)
30日間の無料トライアルがあるので気軽に利用することができます。
画像出典元:「WPS Cloud」公式HP
「WPS Cloud」はOfficeファイルの作成・編集機能を備えたクラウド型オフィスソフトで、作成/編集したファイルは、オンラインストレージに保存できます。
西島秀俊さんが出演するCMが有名なサービスです。
対応OSやデバイスが多いため、オフィスでパソコンから使用することも、出先でタブレットやスマートフォンから使用することもできます。
オンラインストレージでOfficeファイルの共有が簡単にでき、共同編集機能も有しているためチームでの作業にも使いやすいでしょう。
WPS Cloudの料金プランには大きく分けて無料と有料の2種類。
6ヶ月プラン・1年プランには機能の違いはなく、長期利用による料金値引きのみの違いです。
料金と使用できる機能を比べると一番お得なのは<法人向け>ライトプラン。
6ヶ月プラン・1年プランは7日間、法人向けライトプランは14日間のトライアル期間があるため、機能をしっかりと見極めてから使用を開始できます。
無料プラン | 6ヵ月プラン | 1年プラン | WPS Cloud pro <法人向け> ライトプラン |
|
初期費用 | なし | なし | なし | なし |
費用 (税込) |
0円 | 6ヵ月間 2,520円 1か月あたり420円 |
1年間 4,560円 1か月あたり380円 |
月額330円/1ユーザー (最小ユーザー数:3ユーザー) |
クラウドストレージ容量 | 1GB | 20GB | 20GB | 100GB ×ユーザー数 |
画像出典元:SugarSync公式HP
SugarSyncは、任意のフォルダを自動で同期できる点が強みのオンラインストレージです。
変更内容は、クラウド経由で全てのデバイスに適用され、リモートワークにも適しています。
個人用 | ビジネス用 | |||
月額料金 | 750円 | 1,000円 | 1,900円 | 55ドル |
容量 | 100GB | 250GB | 500GB | 1000GB |
Nextcloudは、ownCloudから派生されたオープンソース型のオンラインストレージサービスで、現在はownCloudの全ての機能を継承し一本化されています。
なんといっても、オープンソースなため、クラウド上ではなく、オンプレミスで自社サーバへの導入が可能な点が、他社との大きな違いです。
詳細は、お問い合わせが必要です。
画像出典元:「JECTOR」公式HP
JECTORはクリエイターのことを考え尽くされたオンラインストレージサービスです。動画をコマごとにコメントすることができたり、プレビュー機能により、重いファイルを開くことも簡単になるなどの機能があります。
料金は他ツールと比べて割高ですが、「クリエイター会社で情報共有や共同作業をしたい!」と考えている方々にとってはコスパの良いツールとなるでしょう。
ライトプラン | ベーシックプラン | ビジネスプラン | エンタープライズプラン | |
利用可能ユーザー数 | 20 | 50 | 150 | 無制限 |
契約容量 | 50-100GB | 110-300GB | 310-1000GB | 1010GB- |
容量単価 (1GBあたり/税別) |
100円 | 60円 | 40円 | 40円 |
別途初期費用が発生します。
契約容量は、最低50GB〜になります。
画像出典元:「COREDRIVE」公式HP
COREDRIVEはファイルを開かなくとも一覧画面で可視化されていて、とても見やすいのが最大の特徴です。
画像ファイルを多く共有するようなクリエイターやWEB制作・デザイン会社や、プロジェクト毎にファイルを共有し、ファイルの修正指示などをやり取りするシーンに向いているツールです。
プラン | 月額料金 | ストレージ容量 | 最大ファイルサイズ |
Value | 無料 | 5GB | 500MB |
Regular | 500円 | 50GB | 無制限 |
Peak | 2,500円 | 250GB | 無制限 |
オンラインストレージの比較検討に役立つ資料を無料配布中!
現在、起業LOGでは独自に実施した取材や口コミ調査などで分かった情報をまとめた、お役立ち資料を無料配布中です。
がもらえます!
OneDriveは、Microsoft社が提供しているオンラインストレージで、Windowsユーザーなら統合性が高いため非常におすすめのサービスです。
当然ながら、Microsoft365との連携が超簡単で、個人利用なら5GBの無料プランでかなり使えます。
また、社内にWindowsユーザーが多い企業や、既にWordやExcelなどを使用している企業におすすめのオンラインストレージです。
プラン | 料金 | 容量 |
無料プラン | 無料 | 5GB |
OneDrive Standalone 100 GB | 224円/月 | 100GB |
Microsoft 365 Personal | 12,984円/年 | 1TB |
OneDrive for Business ① | 540円/ユーザー/月 | 1TB/ユーザー |
OneDrive for Business ② | 1,090円/ユーザー/月 | 無制限/ユーザー |
Microsoft 365 Business Basic | 650円/ユーザー/月 | 1TB/ユーザー |
Microsoft 365 Business Standard | 1,360 ユーザー/月 | 1TB/ユーザー |
iCloud Driveは、Apple社製品(iPhone/iPad/Mac)を利用する個人ユーザー向けに作られたオンラインストレージです。
Appleユーザーなら、誰でも5GBまでは無料で利用でき、デバイスの容量を気にすることなく画像や動画を保存することができます。
プラン | 料金 |
無料プラン(5GB) | 無料 |
50GBプラン | 月/130円 |
200GBプラン | 月/400円 |
2TBプラン | 月/1,300円 |
メモや写真など、どんな情報でも手軽に保存・共有できるのがEvernoteです。
他にも名刺や音声などの情報も保存・共有することができるため、社内で情報共有として活用するも良し、個人で情報管理に活用するも良しの便利なツールです。
プラン | 料金 | 容量 |
FREE | 無料 | 60MB |
PERSONAL | 600円/月 | 10GB |
PROFESSIONAL | 850円/月/ユーザー | 20GB |
Teams | 1,100円/月/最低2ユーザー | 20GB+(ユーザー数×2GB) |
あらゆるファイルをクラウド上に一元管理することができます。
社内にある大量のデータの保存先をしっかり管理でき、検索の手間も削減できます。
チームや社内のデータやファイルを1つの場所に保存するため、複数人がリアルタイムに編集・共有を行うことができます。
特に、リモートワークで働く時間や場所が異なるメンバーが多い場合は、非常に有効なサービスです。
オンラインストレージは、導入コストが無料のものも多く、有料であっても低コストのを選べば、導入費用をかなり抑えることが可能です。
外付けハードディスクや自社サーバーなどと比較すると、大幅に割安感があります。
ほとんどのサービスで、バックアップは自動的に行ってくれるため、データを更新し忘れて消えてしまうリスクや、PC本体が故障してデータが飛んでしまうことも防止できます。
オンラインストレージで最も多く聞く懸念はセキュリティへの心配ですが、ほとんどのサービスが、セキュリティ脅威に対する対策を十分にしており、専門知識をもったプロが管理するので、安全が担保されていると言えます。
株式会社
これあらた代表
冨山陽平氏
経営者の中には、オンラインストレージに対してセキュリティの不安を理由に導入に後ろ向きな人もいます。その場合は、実際の有名企業の導入事例を挙げて、オンラインストレージを活用したことで、どのように経営の効率化や業績の向上が成されているかを具体的に説明し、説得すると良いでしょう。
オンラインストレージにアップされたファイルは、インターネット接続が可能なデバイスさえあれば、いつでもどこからでもアクセスすることが可能です。
当然、ファイルの編集や共有といった作業も、権限さえあればどのデバイスからでも行うことができます。
万が一容量が一杯になってしまった際に手間をかけずに簡単にスケールアップすることができます。
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現在、起業LOGでは独自に実施した取材や口コミ調査などで分かった情報をまとめた、お役立ち資料を無料配布中です。
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オンラインストレージを導入する際に、不安が先だってあれもこれもと機能をつけたり、無制限プランに加入してしまうことがあります。
参考までに、専門家の冨山氏に「意外と使わない機能」をヒアリングしてみました!
アクセスコントロールは、利用者のオンラインストレージへのアクセス権限を設定するもので、ファイルごとに細かく設定することが可能です。
株式会社
これあらた代表
冨山陽平氏
意外と使わない機能の代表格は、アクセスコントロールですね。本来は使いこなして頂ければ、非常に有効な機能ではあるのですが、主に小規模・中小企業では社内での管理がしきれず、結局ほとんど活用されない、または都度人の手で権限を解除したりしているなんて話をよく耳にします。
IPアドレス制限は、第三者からの不正アクセスを防ぐために、接続元のIPアドレスを使ってアクセスを制限する機能です。
IPアドレスは、各デバイスに割り振られており、特定のネットワークに接続しているIPアドレスだけ許可するなど設定が可能です。
株式会社
これあらた代表
冨山陽平氏
コロナの影響でリモートワークが増え、IPアドレス制限をしてしまうとリモートワークに支障が出る環境もあるため、利用しなくなっている企業も増えてきています。
機能とは若干異なりますが、国産ツール、国内サーバー、日本語対応と日本にこだわりすぎた結果、料金が割高になっている場合もあるようです。
世界情勢的にサーバーの場所は気を付けたいですが、本当に全て日本のものにこだわる必要があるのかも、よく検討しましょう。
起業ログ編集部おすすめのオンラインストレージ28選を比較紹介しました。
最後に、それぞれの特徴別に、おすすめのオンラインストレージを確認しておきましょう。
Googleドライブ:安価で豊富な機能を兼ね備えている
Dropbox:シンプルで使いやすいUIと操作性
使えるファイル箱:ユーザー数無制限で使いやすい
box:世界的にセキュリティに定評が高い
セキュアSAMBA:セキュリティに定評があり、法人で使うならおすすめ
画像出典元:O-dan