【2024年】健康管理システム比較29選!おすすめ・選び方も紹介

【2024年】健康管理システム比較29選!おすすめ・選び方も紹介

記事更新日: 2024/12/17

執筆: 編集部

健康管理システムは、従業員の健康データを一元管理でき健康経営にも有効なシステムです。

社員の健康が可視化されると、病気予防や早期治療も促すことができ、結果的に医療費削減・生産性向上も期待できます。

本記事では、専門家のアドバイスをもとにおすすめの健康管理システム29選を徹底比較。

健康管理システムの費用相場、選び方、メリットデメリットまで詳しく解説していきます!

この記事に登場する専門家

株式会社iCARE健康経営アドバイザー

小川剛史

大学在学時に、健康食品ビジネスの商品企画・販売戦略・ブランドマネジメント事業に従事。 その後、DRM専門のコピーライターとして、不動産・保険・自転車・教育などBtoC・BtoBの業態を問わないマーケティングプロジェクトに参画。 現職では、企業の健康管理・健康経営についてのオンラインメディアの編集長を務める。月間購読者は12万人、登壇セミナーの視聴者は1万7千社を超える。 > 続きを見る
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健康管理システムとは

健康管理システムとは、企業が従業員の健康状態に関するデータを一元管理できるシステムです。

健康診断業務の効率化や産業医との面談管理、健康データの分析・健康促進サポートなど、健康に関する業務に幅広く対応しています。

また近年、従業員の健康管理を経営的かつ戦略的な視点で捉える健康経営への関心の高まり*と共に、対策としてシステム導入に前向きな企業が増えています。

* 経済産業省「健康経営銘柄」選定企業 参考

健康管理システムの主な機能

健康管理システムが持つ基本機能を紹介します。

データ管理 健康診断やストレスチェックなどのヘルスデータを一元管理
健康診断予約管理 健康診断の予約、自動リマインドなど受信促進まで行える
ストレスチェック ストレスチェックの実施、結果を分析して産業医面談を促せる
報告書作成機能 労働基準監督署へ提出する「定期健康診断結果報告書」の作成
(常時50名以上の従業員がいる場合)
産業医との面談管理 産業医への診断予約、オンライン面談、面談結果管理

健康管理システムの費用相場

健康管理システムは、クラウド型の場合、初期費用と月額費用からなる料金体系です。

月額費用は、「一人当たりの月額利用料×ユーザー数」の従量課金型と「一社あたりの月額利用料」を設定している場合があるため、事前に見積もりした上で検討しましょう。

初期費用目安 6万円〜60万円
月額費用目安 1人あたり200円〜1,000円/ 1社あたり数万円

 

健康管理システムのメリット3つ

1. 書類作成・データ管理がしやすくなる

1年に1回行う従業員の定期健康診断の結果は、労働基準監督署に報告書として提出する必要があり、この報告書を手作業で作成しようとすると、かなりの時間と労力がかかります。

その点、健康管理システムは、書類作成機能を保持するシステムが多いため、提出書類の作成工数を削減できます。

また、システム導入によって健診結果等を一元管理できるようになるため、健診を受診していない従業員や健診結果を提出していない従業員を把握しやすくなります。

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

健康管理システムを導入することで、アナログ業務からの脱却が可能になる。従業員の健康情報がアナログでバラバラに管理されている状態を、一元管理によってデジタル化・業務効率化が達成できるのがメリット。

2. 働きやすい職場環境をつくれる

健康管理システムでは、それぞれの従業員の勤務時間や労働環境といった社内での勤務状況と、健康診断結果や生活習慣、さらにはストレスチェックといった個人データを簡単に照合させられます。

その結果、従業員や部署ごとの現状が把握しやすくなり、職場環境の改善を行いやすくなります。

従業員にとって働きやすい環境を整備できれば、定着率向上にも効果があるでしょう。

3. アフターフォローが可能になる

個人の詳細データが一括管理できると、診断結果に応じた的確なアフターフォローや指導を行えるようになります。

個別の面談、医師・保健師による保健指導などを積極的に行うことで、従業員の健康を守り、仕事のパフォーマンスも向上できます。

人気の健康管理システムを一覧で比較

 

ツール名 費用 健診結果の管理 ストレスチェック 特徴
コンディションサーベイ
月額400円/人
⭕️
⭕️
誰でも簡単に操作ができ、従業員の健康状態を一元管理
ベネフィット・ステーション
月額1,000円/人〜
⭕️
16,000社を超える企業が導入
Dr.CHECK
月額200円/ID〜
⭕️
⭕️
産業医の有無など企業に合わせたプラン提供
mediment
要問合せ
⭕️
⭕️
多言語の医療通訳社が登録
OHME
要問合せ
⭕️
⭕️
強固なセキュリティ環境で健診結果を活用
ココロクラウド
要問合せ
⭕️
支援から改善まで対応
WellaboSWP
要問合せ
⭕️
⭕️
豊富な健康づくりメニューを提供
健診DXサポート
月額30,000円/社~
⭕️
健診結果や過重労働者などのデータを一括管理
産業医クラウド
月額30,000円/社~
要問合せ
⭕️
メンタルヘルス支援のための産業医紹介
ハピネスパートナーズ
要問合せ
⭕️
⭕️
多数支店でも全従業員のデータを集約

 

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おすすめの健康管理システム5選

コンディションサーベイ

画像出典元:「コンディションサーベイ」公式HP

コンディションサーベイ 含む資料を一括DL

 

特徴

株式会社エス・エム・エスのコンデンションサーベイは、メンタル面、フィジカル面、離職リスクの状態などバランス良く分析する健康管理サービスです。

定期的なストレスチェックやアンケート調査などから、従業員の健康状態を一元管理できます。

1人あたり月額400円*で利用できる料金面だけでなく、誰でも使いやすい操作性の良さや、産業医紹介サービス「リモート産業保健」と併用できる点も大きなメリットです。

評価の高いポイント★★★
・従業員の健康状態をバラツキなく一元管理できます。
最短2分で回答でき、誰でも使いやすい操作性

 

料金

株式会社エス・エム・エスのコンデンションサーベイは、1人あたり月額400円*で利用できます。

※一般利用の費用。リモート産業保健契約企業は、1人あたり200円/月以下で利用可能。

対象従業員数 一般利用料 リモート産業保健契約者
50人以下 400円/1人 10,000円
51~100人 15,000円
101~200人 20,000円
201~300人 25,000円
301~500人 30,000円
501~1,000人 50,000円
1,001~2,000人 70,000円
2,001人以上 要問い合わせ

(税別)

コンディションサーベイ 含む資料を一括DL

 

 

ベネフィット・ステーション

 画像出典元:「ベネフィット・ステーション」公式HP

ベネフィット・ステーション 含む資料を一括DL

 

特徴

「ベネフィット・ステーション」は、健康経営やスキルアップを促進する総合型福利厚生サービス。

従業員の健康への意識付けから、具体的な行動とその習慣化までをサポートしています。

評価の高いポイント★★★
・会社の規模や業種問わず16,000社を超える企業が導入
・個人の健康状態、処方薬、毎月の医療費、健康診断データを一括管理可能
・健康リスクを予測し通知することで、利用者の健康への意識を高め健康行動を促進

 

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

大企業向けの健康管理システムが多いなか、ベネフィット・ステーションは、中小企業でも福利厚生とともに導入しやすい価格設定になっているのが特徴。

 

料金プラン

  得得プラン 学トクプラン
月額利用料 1,000円/人 1,200円/人
内容 福利厚生・健康支援・
利用促進支援
得得プラン

教育・研修支援

(税表示なし)

ベネフィット・ステーション 含む資料を一括DL

 

 

Dr.CHECK

画像出典元:「Dr.CHECK」公式HP

特徴

「Dr.CHECK」は、従業員の健康状態を独自のアルゴリズムと産業医のダブルチェックで『見える化』し、社員の健康を一括管理できる健康経営サービスです。

リスク者に対しては医師・保健師が直接的に関わり、リスクが『解決』するまで徹底サポートしてくれます。

評価の高いポイント★★★
・健康診断結果、勤怠データ、サーベイの3つをチェックしリスクを判定
・健康リスク/ライフスタイルリスク/パフォーマンスリスクに細分化して分析・数値を見える化
・健康診断管理や面談記録等、個人カルテとして利用可能

 

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

Dr.CHECKを導入し、産業医・保健師による面談を充実化することで不調者を早期発見できるようになるでしょう。

 

 

料金プラン

  スタンダード プレミアム 健診判定 サーベイ
月額利用料 330円/ID〜 550円/ID〜 220円/ID〜 220円/ID〜

(税表示なし)
※ID数により割引あり

その他各オプションも豊富に用意されています。

詳細については、資料をダウンロードしてご確認ください。。

 

mediment

 画像出典元:「mediment」公式HP

 

特徴

「mediment」は、従業員の健康診断・ストレスチェック・管理業務を一元管理できるクラウド型健康管理システム。

産業医面談の連絡などもシステム上で簡単に行え、労基署への報告書もシステムが自動で集計・入力してくれるため、ほぼ自動で完成できる使い勝手の良さです。

評価の高いポイント★★★
多言語の医療通訳者が登録されており、外国籍の従業員も安心して利用可能
・使い勝手を試せる無料デモ体験あり
・様々な規模・職種の企業や自治体での導入実績あり

 

料金プラン

詳細については、公式HPより問合せ下さい。

 

 

OHME

 画像出典元:「OHME」公式HP

特徴

「OHME」は、産業医事務所が開発した、中小企業のための健康管理システムです。

健康診断の事後業務を、入力も含めて依頼できるため、健康診断のデータを気軽に有効活用できます。

評価の高いポイント★★★
・セキュリティが強固なAWSの国内サーバーを利用し、健康データを安全に保管
・従業員は会社を通さず、直接保健師への相談が可能

 

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

 

その他の健康管理システム

ココロクラウド

 画像出典元:「ココロクラウド」公式HP

特徴

「ココロクラウド」は、社員のストレスチェックやメンタル不調者、休職者へのフォローアップができるサービスです。

専門のカウンセラーが対応するため、専門知識を持った担当者が社内にいない企業におすすめです。

評価の高いポイント★★★
・組織のストレス状態を57問の簡易ストレスチェクで分析
・面談の記録や休職者の状況は全てクラウド上で一括管理可能
・メンタルヘルスの専門家と研修内容を事前相談できる

 

料金プラン

ココロクラウドは、初期費用0円で利用可能ですが、月額料金はプランやオプションによって異なるため、詳細についてはお問い合わせが必要です。

 

関連記事

ココロクラウドの評判は?

この記事では、ココロクラウドの特徴・口コミ・評判・料金をより詳しく解説します!

 

WellaboSWP

 画像出典元:「WellaboSWP」公式HP

WellaboSWP 含む健康管理システムの資料を一括DL

特徴

「WellaboSWP」は、健康管理システムに加え、産業保健職による運用支援や健康のためのコンテンツ提供まで一気通貫で提供しているサービスです。

従業員情報の管理やカルテなど、利用者の操作性をを意識した機能を豊富に搭載しています。

評価の高いポイント★★★
・従業員の健康を1つのツールで一元管理
・紙で管理している健康診断結果を最短2週間でデジタル化
・取り込んだデータから健康課題を可視化

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

WellaboSWP 含む健康管理システムの資料を一括DL 

 

健診DXサポート

 画像出典元:「健診DXサポート」公式資料

健診DXサポート 含む資料を一括DL

 

特徴

健診DXサポートは、産業看護職のサポートを毎月受けられるクラウド型の健康管理システムです。

月額30,000円~(50人以下の場合)という使い続けやすい費用感で提供しており、様々な健康情報を手軽に一括管理できます。

健康診断結果の入力代行や診断後の運用相談、定期的なフォローなども相談可能なので、希望にあわせたサポートが期待できるでしょう。

評価の高いポイント★★★
健診結果や過重労働者などのデータをクラウド上で一括管理
産業看護職のサポートを毎月受けられる
・「
産業医」「従業員」それぞれに合わせた便利な機能

 

料金プラン

健診DXサポートの料金体系は、対象となる従業員数に応じて変わってきます。

また、株式会社エス・エム・エスが運営する別サービス「リモート産業保健」を利用している契約企業は、より安い月額費用で使えます

関心のある方は問い合わせて確認するといいでしょう。

対象従業員数 月額料金(税別) リモート産業保険
契約者の料金
50人以下 30,000円 20,000円
51~100人 40,000円 30,000円
101~200人 55,000円 45,000円
201~300人 65,000円 55,000円
301~500人 75,000円 65,000円
501~1,000人 100,000円 90,000円
1,001人以上 要問い合わせ 要問い合わせ

 

健診DXサポート 含む資料を一括DL

 

 

産業医クラウド

 画像出典元:「産業クラウド」公式HP

産業医クラウド 含む資料を一括DL

 

特徴

産業クラウドの強みは、質の高い産業医(通過率20%)がそろっていることです。

独自に設けた評価基準をクリアした医師しか登録できない仕組みで、産業医に必要なスキルはもちろんコミュニケーション能力や人格までチェックしています。

産業医だけでは手が回らない部分は、保健師やCSチームからのサポートがあり、支援体制も充実しています。

全国に対応していて、導入実績は47都道府県・14,000事業所にのぼります。

評価の高いポイント★★★
・離職・休職率の減少に役立つメンタルヘルス対策を行う
・契約後でも無料で産業医を変更できる
最短2週間で自社に最適な産業医がみつかる

 

料金プラン

初期費用 0円
月額利用料 30,000円/月(税抜き)

 

産業医クラウド 含む資料を一括DL 

 

ハピネスパートナーズ

 画像出典元:「ハピネスパートナーズ」公式HP

ハピネスパートナーズ 含む資料を一括DL

 

特徴

「ハピネスパートナーズ」は、健康診断予約から報告書作成まで、充実した健診管理機能が魅力の健康管理システムです。

多数の支店を持つ企業であっても全従業員の健康状態を一カ所で管理できるため、スムーズな作業が可能となります。

評価の高いポイント★★★
・柔軟な価格設定でランニングコストはそのままに機能や法対応は自動的にアップデート
・抽出、分析機能で企業の健康課題が可視化

 

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

ハピネスパートナーズ 含む資料を一括DL

 

 

HealthCore

画像出典元:「HealthCore」公式HP

HealthCore 含む資料を一括DL  

特徴

「HealthCore」は従業員の健康情報を一元化し、戦略的な健康経営の実践をサポートする健康管理システムです。

健康データの管理はもちろん、ストレスチェックや従業員のエンゲージメントを高めるための機能もあるため、一つのシステムで健康経営の全てが完結できます。

評価の高いポイント★★★
・健康経営に関わるあらゆる情報を一つのシステムで一元管理可能
ストレスチェックとエンゲージメントサーベイを搭載している

 

料金プラン

HealthCoreの料金プランは『ココロとカラダの健康管理プラン』 月額~200円/1名あたりとなっていますが、100名の場合の料金設定となります。

人数に応じてボリュームディスカウントがあるため、詳細は問い合わせでご確認ください。

HealthCore 含む資料を一括DL 

 

Be Health

 画像出典元:「 Be Health」公式HP

Be Health 含む健康管理システムの資料を一括DL

特徴

「Be Health(ビーヘルス)」は、使いやすさと柔軟性を追求し、本当に必要な機能に集中して開発された健康管理システムです。

どんなフォーマットの健康診断データも簡単に統一・取り込みが可能で、今までの事務作業が大幅に削減できます。

導入事例は120社以上、システム利用の継続率は94.6%という実績が裏付けとなっているので、安心して利用できます。

特に従業員数500名以上の企業で高い効果を発揮するシステムです。

評価の高いポイント★★★
・料金は「買い切り型」「サブスク型」から選択可能で、業界トップクラスの低価格を実現
・運用に合わせたカスタマイズが可能で、産業保健業務にしっかり取り組める
・受診勧奨値を上回る対象者や服薬後も改善していない対象者を簡単抽出

 

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

Be Healthは、従業員数によって費用が変動しないため、大企業にとってコストが抑えられる。社内に産業保健師・看護師が在籍する企業では使いやすいサービス。

 

料金プラン

従業員1,000名の場合の5年間のトータル金額は以下の通りです。

  • 買い切り型:約490万円
  • サブスク型:約690万円

一見高く見えますが、従業員1人あたりで換算すると年額980円~と割安です。

Be Health 含む健康管理システムの資料を一括DL

実際に利用したユーザーの口コミ

非公開

2人〜10人

 

仕分けや報告等を自動化でき、作業の効率化が図れた

システムの導入をすることで、健診結果の仕分けや労基への報告等を自動化ができ煩雑になっていた作業の効率化が図れた。それまではペーパーによる管理をしていたので、一人ひとりの健診結果に目を通したり、保管したりという作業が手間だった。

 

関連記事

健康管理システム Be Healthの評判は?

この記事では、健康管理システム Be Healthの特徴・口コミ・評判・料金をより詳しく解説

 

Rapo Talk-ラポトーク-


画像出典元:「Rapo Talk-ラポトーク-」公式HP

特徴

ラポトークは、心理学をベースとした人材・組織開発の専門家と実践家がタッグを組んで開発されたコミュニケーションデザインサービスです。

ラポトークは、大手外資系メーカーや大手コンサルで人事プロジェクトを率いた実践家の経験をもとに、組織心理学を専門とする大学教授が体系化し、心理学のエビデンスに基づいて設計開発されており、ビジネス現場における実践に特化しています。

社内の信頼関係を強化することで、組織全体のパフォーマンス向上、企業価値を高めたい会社におすすめです。

評価の高いポイント★★★
  • 管理職、経営者、組織にアプローチする多彩な研修・カウンセリング・コーチング
  • 低い導入ハードル、高い費用対効果
  • ビジネス課題と、メンタル課題の両面のサポート

 

料金プラン

Rapo Talk-ラポトーク-の料金体系は、公開されていません。

具体的な費用は、問い合わせが必要です。

 

EL-Navi(エルナビ)

 画像出典元:「EL-Navi(エルナビ)」公式HP

特徴

「EL-Navi(エルナビ)」は、組織のメンタルヘルス対策を仕組み化し、適切で効率的な管理ができる健康管理サービスです。

予防だけでなく、早期発見や発生時の対応、復職支援までをワンストップで管理できます

評価の高いポイント★★★
産業医の知見や4年以上の検証で得たデータを基に開発、アップデートをおこなっている
・不調者の「現状分析」や「現状にあった対応方法」を本人回答に基づき分析・提示してくれる
・健康診断等の健康管理業務もシステムで一括管理可能

料金プラン

基本プランと衛生管理PLUSプランが用意されています。

利用プランと利用人数(登録社員数、ログインユーザー数)に応じた見積りとなります。

 

Carely

 画像出典元:「Carely 」公式HP

特徴

「Carely」は、社内全体で従業員の健康を守るための体制構築ができる、使いやすさにこだわった健康管理システムです。

健康データ・残業時間・意見書などが全て個人カルテに集約され、各種基準基準値から面談候補者を自動抽出できます。

評価の高いポイント★★★
・一元管理された健康情報を専門家が分析し、会社特有の課題を発見
国際基準の強固なセキュリティ下で個人情報を厳格に管理

 

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

Carelyは、ISO27018(クラウドサービスの個人情報保護認証)と人事管理システムとの連携が豊富なため、セキュリティ基準の高い大企業でも導入しやすい。

 

料金プラン

初期費用と月額利用料による料金体系ですが、詳細についてはお問い合わせが必要です。

 

健康経営支援サービス HPM

 画像出典元:「健康経営支援サービス HPM」公式HP

特徴

「健康経営支援サービス HPM」は、健康診断のデータの一元管理はもとより、健康投資の見える化まで実現できる健康経営支援サービス。

システムの提供だけでなく、課題解決に向けた研修やワークショップも用意されており、アフターフォローが手厚い点も魅力です。

評価の高いポイント★★★
・健康経営のための「戦略マップ」を簡単に作成できるうえ、効果測定も可能
ニーズに応じた設問数(57・80・132問)で組織のストレスチェックと分析ができる

 

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。
 

 

メンタルヘルスさくらさん

 画像出典元:「メンタルヘルスさくらさん」公式HP

 

特徴

「メンタルヘルスさくらさん」は、AIが従業員の心の健康状態を診断・分析する機能を持った新しいタイプのサービスです。

従業員の不満の声を収集し数値化することもできるため、働きやすい職場作りや従業員のエンゲージメント向上にも期待ができます。

評価の高いポイント★★★
・ChatGPT搭載のAIとの雑談を通してストレス状況を診断可能
・精神科の専門医のサポートあり

 

料金プラン

初期費用と月額費用による料金体系ですが、詳細についてはお問い合わせが必要です。

 

バリューHR

 画像出典元:「バリューHR」公式HP

特徴

「バリューHR」は、健診予約・データ管理から結果報告レポートまでワンストップで対応している健康管理システムです。

健康管理システムだけでなく、健診代行サービスや福利厚生サービス、産業保健関連サービスも提供しており、自社の目的にあったサービスを自由に選択できるのも魅力。

評価の高いポイント★★★
健康経営コンサルティング支援あり
法令に準拠したストレスチェックの実施、分析

 

料金プラン

  VCバリューパック VCバリューパック-Lite-
初期費用 (通常)220,000円 (通常)110,000円
月額利用料 330円/名 165円/名

(税込)

実際に利用したユーザーの口コミ

IT

251人~500人

 

オンラインでストレスチェックも受けられる

従来の健康診断はもちろん、ストレスチェックなど精神面での健康状態が把握しやすくなるアンケートもオンライン上で受けられて精神的にも健康に対する意識を社員たちが高めやすくなった。

IT/通信/インターネット

501人~1000人

 

口コミや詳細など検査項目以外の情報がない

サイト内に、検査項目以外の口コミや詳細な情報がないので、行ったことのない病院を選ぶときに、サイト間の往来が発生する。

 

 

Beatfit for Biz

 画像出典元:「Beatfit for Biz」公式HP

特徴

「Beatfit for Biz」は、全ての従業員に運動を実践・習慣化させることに特化した健康管理システム。

元々社内で保有している勤怠や健康データなどを集約し、健康経営に向けたデータ分析機能も備えています。

評価の高いポイント★★★
1日3分〜隙間時間で可能なオリジナルコンテンツが800以上
・専用ダッシュボードで利用状況をリアルタイムでモニタリング可能

 

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

 

 

Growbase

 画像出典元:「Growbase」公式HP

特徴

「Growbase」は、健康診断データ管理・ストレスチェック・長時間労働対策を、操作しやすいUIで一元管理可能な健康管理システムです。

健診結果や面談結果などのデータの集計や分析もクラウド上で実施でき、担当者の業務負担の大幅な軽減にも貢献します。

評価の高いポイント★★★
・カスタム機能により、各企業に最適化可能
・定例ミーティングによる手厚い導入サポートあり 

料金プラン

プラン名 ネクスト スタンダード プレミアム
想定従業員数 299名以下 300名〜2,999名以下 3,000名以上
初期費用 100,000円+従業員数×300円 要問合せ
月額利用料(従業員) 0円〜 60円
月額利用料(管理者) 1,650円/ID

(税表示なし)

プランやオプションによって料金は変動するため、詳細は、お問い合わせが必要です。

実際に利用したユーザーの口コミ

IT

1001人以上

 

再検査結果も記録できる

健康診断で再検査が必要と診断された場合は、その再検査の結果も受診した結果が分かるように補足事項として参照できます。

 

newbie

 画像出典元:「newbie」公式HP

特徴

「newbie」は、テレワーク環境下でも従業員の健康ケアを万全にしたい企業におすすめです。

過去の健診結果やストレスチェック結果や面談記録などをクラウド上で一元管理し、ダッシュボードで簡単に比較・分析することができます。

評価の高いポイント★★★
・ストレスチェク機能は最短1週間で導入可能
健診業務代行サービスを利用することで健診業務の負担軽減

 

料金プラン

  ストレス
チェックのみ
健康診断のみ 健診 +
ストレスチェック
健診業務代行
セット
初期費用 500円/ユーザー
※1,000人以上の場合一律500,000円
500円/ユーザー
※1,000人以上の場合一律500,000円
1,000円/ユーザー
※1,000人以上の場合一律1,000,000円
2,000円/ユーザー
※1,000人以上の場合一律1,000,000円
月額利用料 50円/ユーザー 150円/ユーザー 200円/ユーザー 375円/ユーザー

(税抜)

 

ハピルス健診代行

 画像出典元:「ハピルス健診代行」公式HP

特徴

「ハピルス健診代行」は、全国約3,000の健診機関と提携した業界最大のネットワークを活用し、健診に関わる一切の業務を代行するサービス。

また、追加費用無料でストレスチェックやデータ管理ツールも利用可能です。

評価の高いポイント★★★
・WEB,電話,FAXなど多様な予約方法で利便性UP
・健診結果の見える化で疾病予防

 

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

実際に利用したユーザーの口コミ

金融

1001人以上

 

定期健康診断を紙で案内する必要がなく、メールでのフォローも細やか

派遣元の名前で定期健康診断が近づくとメールでお知らせが来ました。「いつまでに予約が必要か」と、「受診期間」がわかりやすく記載されている為、忘れずに予約できました。

 

 

ラフールサーベイ

 画像出典元:「ラフールサーベイ」公式HP

特徴

「ラフールサーベイ」は、1億2千万の蓄積されたデータにより、メンタル・フィジカルデータから企業リスクまで組織の状態を可視化できるサービスです。

ハラスメントリスク、離職リスク、エンゲージメントなど組織の課題が明確となり、対策が立てやすくなります。

評価の高いポイント★★★
「心と体」「人間関係」「組織の理解」など課題把握を必要とする項目ごとに結果を可視化
専任担当によりディープサーベイの読み解きから次回アクションの策定まで徹底サポート

 

料金プラン

月額16,000円(税抜)〜利用可能です。

初期費用やオプションなど、詳細についてはお問い合わせが必要です。

 

従業員健康管理クラウドサービス

 画像出典元:「従業員健康管理クラウドサービス」公式HP

特徴

「従業員健康管理クラウドサービス」は、人事に関する情報から健康管理業務の情報まで一元管理し、産業医や保健師が行っている業務の効率化を実現。

秘匿情報管理サービス「匿名バンク」による強固なセキュリティで個人情報管理を守ります。

評価の高いポイント★★★
・クラウドを利用しているため低コストで導入可能
・各企業に合わせた最適なシステムを提案、構築できる

 

料金プラン

基本月額費用は250,000円(税抜)~の従量課金制。

初期費用については、お問い合わせが必要です。

 

HM-neo

 画像出典元:「HM-neo」公式HP

特徴

「HM-neo」は、健診結果、保健指導などの健康情報のデータを一元管理し、従業員の健康管理と企業の健康経営に向けたサポートが可能です。

オプション機能には「ストレスチェック」や「個人向けWeb機能」があり、従業員の健康意識向上をサポートできます。

評価の高いポイント★★★
全国1,100箇所以上の企業や自治体、国立大学で導入実績あり
・残業や疾病情報、特殊業務管理など、多様な健康情報を管理可能

 料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

実際に利用したユーザーの口コミ

メーカー

1001人以上

 

健康に関することすべてを管理できる

健康診断とストレスチェック、保健指導の予約など、健康に関することはHM-neoを見に行けばすべて解決するので便利です。

 

 

ベネワン・プラットフォーム

 画像出典元:「ベネワン・プラットフォーム」公式HP

特徴

「ベネワン・プラットフォーム」は、タレントマネジメント・福利厚生・従業員の健康管理を1つのプラットフォームに集約できるサービスです。

人事・評価・健康など社員のデータを一元管理することで、分散する情報管理のリスクを軽減し、セキュリティ強化も叶います。

評価の高いポイント★★★
従業員調査機能も搭載し、社員の働き方を細かく調査可能
・「ベネフィット・ステーション」を利用している企業は無料 

 

料金プラン

福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」に加入した場合に無料で利用可能

実際に利用したユーザーの口コミ

非公開

251人~500人

 

人事評価だけでなく働きやすい仕組みを整えたい会社におすすめ

健康診断の結果を踏まえて健康管理が日頃からきちんとできているかを客観的なデータをもとに把握できるようになるところが決め手となりました。

 

 

いつでも体調管理できる!健康管理システム

Worker Connect

 画像出典元:「Worker Connect」公式HP

Worker Connect 含む健康管理システムの資料をDL

特徴

「Worker Connect」は、ウェアラブルIoTを用いて、現場作業員の安全や健康を遠隔で管理するためのサービスです。

腕時計型センサーで皮膚温度や心拍数を計測しながら、転倒や事故、熱中症などのトラブルをリアルタイムで検知します。

評価の高いポイント★★★
現場作業員に異常があれば管理者に通知が届く設定で、健康リスクをいち早く確認可能
・腕時計型センサーは、歩数や消費カロリーなども表示され、日々の健康管理にも利用可能

料金プラン

初期費用と月額費用による料金体系ですが、詳細についてはお問い合わせが必要です。

Worker Connect 含む健康管理システムの資料をDL 

 

Wellness Eye

 画像出典元:「Wellness Eye」公式HP

特徴

「Wellness Eye」は、従業員がストレスチェックを、手軽にかつ積極的に活用するために作られた健康管理システムです。

東京大学との産学協同研究に基づく独自の判断ロジックと、ソフトバンクグループでの実績をもとにした詳細なアドバイスが表示されます。

評価の高いポイント★★★
24時間365日セルフチェックツールとして利用可能
・460社46万人の利用実績

 

料金プラン

詳細については、お問い合わせが必要です。

 

ネツミル

 画像出典元:「ネツミル」公式HP

特徴

「ネツミル」は、AI顔認識サーマルカメラを用いた無人検温システムです。

20人まで同時に検温が可能なだけでなく、データは端末に送信されるためカメラの近くには待機不要、担当者の安全を確保しつつ人件費の削減にもつながります。

評価の高いポイント★★★
・1秒以内に発熱者を検知できるため、立ち止まらずに検温可能
・独自開発アプリ使用で、インターネット接続不用のため万全なセキュリティ

 

料金プラン

製品名 Light27(sold out) Light32(sold out) Standard Academic/Public
一括支払い料金 898,000円 998,000円 998,000円 2,000,000円
リース料金 要問合せ 要問合せ リース5年
30,300円/月
リース5年
40,300円/月

(税抜)
※2024年2月時点の情報

実際に利用したユーザーの口コミ

IT

251人~500人

 

検温人数に誤作動が起こった

通常より検温人数が多かった日だけ通常より桁数が一桁多く表示されたことがありました。問い合わせたところ誤作動を起こしていたことが分かり、その日のうちに誤作動が起きないように対応して頂けたものの不便さを感じました。

 

 

健康管理システムが必要とされる背景

報告書作成の負担軽減

従業員の健康に関する法令義務は年々厳しくなっており、大企業になるほど法令遵守すべき範囲も難易度も高まってきます。

特に、従業員を常時50名以上雇用している企業は、「労働安全衛生法」で以下が義務付けられています。

  • 年に1回のストレスチェック 
  • 年に1回の定期健康診断の実施

→いづれも所轄の労働基準監督署へ報告書提出が必要!!


健康管理システムを活用することで、こうした煩雑な報告書作成業務に労力をさかなくて済むことが理由の一つです。

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

従業員数が300人を超えてくる中・大規模の企業では、健康起因の労務トラブルが急増してきます。健康管理システムを導入することで組織の規模に応じた法令遵守が可能に。

 

労働環境の課題把握

健康管理システムは、「従業員一人ひとりの勤務時間」と「健康診断結果などの健康データ」を照合することが可能。

労働環境が従業員の健康にどのように影響しているかを可視化し、課題点を迅速に把握できます。

ストレスチェックやアフターフォロー機能が充実しているシステムもあり、導入すると幅広い視点で社員の健康を守れるようになります。

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

社内に産業保健師・看護師が在籍しない企業では、健康管理システムの前提になる、産業保健に関してのアドバイスが受けられるサービスかどうかは確認しておきましょう。

 
 

健康管理システムの選定ポイント3つ

1. 面談管理機能があるか

社内に健康管理の専門部署がある場合、産業医や産業保健師がもっともよく使用する「面談管理」機能が重要になります。

この機能が搭載されていると、面談の候補者選定から、従業員カルテの閲覧、面談の記録までの一連の業務を効率化することができます。

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

健康管理システムの導入目的が、健康管理専門部署の業務効率化のためであれば、面談機能管理は重視すべき機能です。

 

2. 閲覧権限を柔軟に設定できるか

健康情報はセンシティブな個人情報であるため、部署や役職によって閲覧できる健康情報の範囲は変わってきます。

健康管理システム内の閲覧制限が粗い場合には、情報共有のためにエクセルなどでの二重管理が必要になってしまうため、注意が必要です。

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

健康管理システムの導入目的が、産業保健スタッフと人事部門との情報共有のためであれば、閲覧権限の設定有無は確認しておきましょう。 

 

3. データの分析・活用がしやすいか

一定の健康管理の基盤が整うと、健康管理システムの中には従業員の健康情報が一元管理されます。

この健康データを分析・活用できるコンサルティングサービスを付帯できるかどうかも、重要な選定ポイントです。

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

健康管理システムの導入目的が、経営層・管理職を巻き込んで全社に健康経営を浸透するためであれば、集約したデータを最大限活用できる仕組みが必要です。

 

健康管理システムのデメリット2つ

1. 活用できるか否かは自社次第

様々な機能が充実しているシステムや、ある機能に特化したシステムなど、搭載されている機能は様々ですが、それらの機能をきちんと活用できるか否かはそれぞれの会社にかかっています。

どれだけ優秀な機能がそろっていても、活用できなければ宝の持ち腐れとなってしまうため、まずは必要な機能を見極め、導入後どのように活用していきたいのかを明確にしましょう。

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

社内のセキュリティ基準に満たないために導入できないケースも見受けられます。複数社に絞り込んだ段階から、セキュリティチェックを通しておくことは必須です。 早め早めに情報システム部門と連携しましょう。 

 

2. データありきになってしまう

社員の健康に関するすべてのデータを一括管理できる健康管理システムがあると、どうしてもデータベースで社員の健康状態を見てしまいがちです。

社員一人ひとり、データには表れない健康事情を抱えていたり、急に健康状態に異変をきたしたりする場合もあるため、健康管理システムに頼りきらず、社員のコミュニケーションをベースにした健康管理体制を整えることも大切です。

株式会社iCARE健康経営
アドバイザー 小川剛史氏

一口に「健康をつくる、不調を予防する」と言っても、これは非常に難易度の高い取り組み。従業員ひとりひとりの健康状態をフォローアップするという考え方ではなく、企業(人事)が抱える離職や生産性の低下といった健康課題を解決する、という考え方に切り替えることが重要です。

 

まとめ

会社にとって欠かせない社員の健康を守る健康管理システム。

社員を大切にすることは「会社の継続・発展」に直結するため、健康管理システムの導入は、管理する側にとっても従業員側にとっても大きなメリットがあるのです。

ご紹介したシステムの中から、自社のニーズに合う健康管理システムを探してみてください。


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 画像出典元:「O-dan」公式HP

 

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