起業ログTOP > eラーニング > 【eラーニングを効率管理】LMSとは?機能と導入メリット、おすすめシステム3種を解説!
社員教育にもeラーニングが導入されるようになり注目を集めているのがLMSです。
LMSとは「Learning Management System」の頭文字3つを取ったもので「学習管理システム」という意味です。
eラーニングの運用に必要な様々な機能を備えた管理システムをLMSと呼びます。
LMSは企業の従業員教育や研修、人材育成などの分野で活用されています。
LMSを導入することで、教材コンテンツや学習者の管理、学習者の進捗状況の管理などが簡単に行えるようになります。
この記事ではLMSの意味、機能、教育者側と学習者側それぞれのメリットを紹介します。おすすめのシステムについても触れますので、導入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
このページの目次
LMSとは英語の「Learning Management System」の頭文字3つを取ったもので、訳すと「学習管理システム」となります。
簡単に説明すると、LMSはeラーニングの運用に必要な様々な機能を備えた管理システムのことを表しています。
LMSを導入することで教育者側は、学習教材や学習者の進捗状況、学習成果などを一元管理できます。
学習者側も受講や問い合わせ、受講者コミュニティで意見を交換するなどの活動が簡単に行えるようになります。
これまでのeラーニングはパソコンとCD-ROM教材で行われていました。大容量のCD-ROMはたくさんの情報を収めるのに便利でした。
しかしCD-ROM教材は学習者のために1枚1枚作成し配布しなければならない、一度作成した教材は内容を修正するのが難しいという問題がありました。
さらにたくさんいる学習者どこまで学習したかの進捗状況を一元管理するということも難しいです。
こうした問題を解決するためにオンラインで教材を配布し、学習者を管理するという方法があります。
しかし、それを実現させるためには、教育者側にネットワークやシステムに関する知識やスキルが求められます。さらに教材データの無断使用の防止策を講じる、学習者のレベルに合わせた講座や教材を設定するなどの課題も生まれます。
企業でも新人教育や社員研修にeラーニングを導入したいと思ってもこうした課題が障害となってきました。
こうした様々な課題を解決しeラーニングに進歩をもたらしたのがLMSです。
LMSを導入すれば以下の2つを効率的に行えるようになります。
LMSに搭載されている機能を知れば、なぜこうしたことができるのか理解できます。
LMSに搭載されている機能には次のようなものがあります。
下記のような便利な機能が搭載されているので、LMSでは学習者と教材の管理、それぞれの学習者の進捗状況の管理といった作業が楽に行えるようになります。
注目すべきは搭載されている機能の中でも紹介した。掲示板やチャット機能、メール送信、ライブ配信機能です。
こうした機能により、LMSは学習教材を扱い学習者を管理するだけでなく、学習意欲を維持したり促進させたりすることができるようになりました。
たとえば、チャット機能を使えば学習者同士がグループを作成し進捗状況や学習する上での悩みなどを共有できるようになります。
メール機能を使えば教育者側が進捗率の低い学習者や社員に学習指導したり、励ましたりすることができます。
ライブ配信機能を使えば、遠隔地にいる学習者や社員も受講することができます。
とても便利なLMSですが、LMSのベンダーが独自のLMS規格を立ち上げると、LMSとコンテンツ(ここでは教材のこと)の互換性が失われてしまいます。
それでLMSとコンテンツの間にあるインターフェースやデータ形式を規定し標準化したものがSCORMです。
これによりSCORMの規格にそったLMSやコンテンツであれば互換性を持てるようになりました。統一化された規格にそった教材はいろいろなLMSで使えるようになったというわけです。
LMSの導入には学習者(企業の場合は新入社員や従業員)、教育者や管理者(企業では教育もしくは研修担当者)それぞれにメリットをもたらします。次にLMSの導入で学習者、教育者、管理者それぞれにどんなメリットが生まれるのか紹介します。
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また緻密な管理機能を搭載しており数人~数十万規模までの学習者を管理運用することが可能です。
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etudesの機能や特徴についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてください。
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LMSとは「Learning Management System」の頭文字3つを取ったもので「学習管理システム」という意味です。
eラーニングの運用に必要な様々な機能を備えた管理システムをLMSと呼びます。
LMSは企業の従業員教育や研修、人材育成などの分野で活用されています。LMSにより教材コンテンツや学習者の管理、学習者の進捗状況の管理などが簡単に行えるようになります。
クラウド型のLMSを選択すれば、初期費用を抑えてすぐにでも導入が可能です。
自社で教材コンテンツを準備していなくてもすぐに活用できるサービスなどもあるので、早期の導入を検討しているならそうしたサービスを選ぶこともできます。
この機会にLMSを導入し、新入社員教育や人材教育により一層力を入れてみるのはいかがでしょうか。
今回紹介した以外のLMSサービスやeラーニングについてさらに知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
画像出典元:Pixabay