【週末起業】アイデアの見つけ方と失敗しないためのポイントとは?

【週末起業】アイデアの見つけ方と失敗しないためのポイントとは?

記事更新日: 2019/09/17

執筆: 浜田みか

「会社に依存しない働き方をしたい」「経済的な余裕が欲しい」という思いから週末起業を考える人は多いです。

しかし、その気軽さから知識を持たないまま行動して、思わぬ失敗で週末起業を諦めてしまう人もいます。そんな失敗をしないためには、収益に繋がるビジネスアイデアと注意すべきポイントがあります。

今回は、週末起業を検討している方に向けて、週末起業のメリットとデメリット、必要な準備とアイデアの見つけ方、そして失敗しないためのポイントをご紹介します。

週末起業とは

週末起業とは

週末起業とは、会社や本業の仕事を辞めずに、終業後や週末などの空いた時間を使って行う起業のことです。

従来の「起業」は、本業を辞めてからビジネスを始めるのが一般的でした。

ですが、リスクが高く「とりあえず始めてみよう」と気軽にはいきません。

そんな起業意欲を満たしてくれるのが「週末起業」です。

副業と混同されがちな週末起業ですが、その実態は全く異なります。

週末起業 事業主になり、社会へ価値を提供する。
副業 被雇用者になり、企業などに労働力を提供する。

自分でビジネスを立ち上げて、儲かる仕組みを作り、価値を提供する側になるのが「週末起業」です。

一方で副業は、雇われる立場で、労働対価として給与を得ることです。

つまり、収入源が複数に分かれただけで、会社などの勤め先に依存している状態と同じだといえます。

週末起業のアイデアの見つけ方

ビジネスアイデアがまだ定まっていない人は、アイデアを見つけるときのポイントをお教えしますので、これらを軸にアイデアを練ってみてください。

  • ニーズのあるビジネスを選ぶ
  • 営業力が不要なビジネスを選ぶ
  • 結果が出やすいビジネスを選ぶ

この3つを押さえておけば、まず失敗しないといわれています。

特に週末起業では、2つ目の「営業力が不要なビジネス」が重要なポイントです。

ニーズのあるビジネス

ニーズの有無は、ビジネスの行方を大きく左右します。

ニーズがなければ、収益が見込めないからです。

前例のないサービスをビジネスに選ぶ際は、徹底的に事前リサーチを行い、ターゲットとなる消費者(あるいは利用者)がどれくらいのボリュームで存在しているのかを見極めましょう。

営業力が不要なビジネス

週末起業の場合、活動時間の制限があります。

その制限内で結果を出すには、時間をかけずにできるビジネスを選ぶことが重要です。

仮にビジネスアイデアが営業活動を要するものだとしても、それでアイデアを放棄するのは性急です。

今は顧客を獲得する方法には、いろいろなものがあります。

インターネットを活用したり、営業代行を依頼したり。

営業活動そのものを仕組み化することを検討すれば、新たな道が開けるかもしれません。

結果が出やすいビジネス

結果とは、ずばり収益です。

ビジネスを行う以上、収益を出し続けなければ、ビジネスを安定的に進めることはできません。

結果の出やすいビジネスを選ぶことによって、収入が安定しやすくなりますし、そこから資産を増やしたり、さらにはビジネスを大きくしたりと将来の展望が広がりやすくなります。

利益が出るビジネスは、次の3つとも関連性があります。

  • 利益率の高いビジネス
  • 在庫を持たないビジネス
  • 資金ゼロまたは小資本で始められるビジネス

これらを踏まえて、自分が好きなもの・得意なことをビジネスに結び付ければ、成果が出やすいでしょう。

週末起業に向く職種

  • システムエンジニア/プログラマー/コーダー
  • WEBサイト運営/オンラインショップのオーナー
  • WEBデザイナー/CGデザイナー
  • イラストレーター
  • WEBライター
  • 飲食店オーナー
  • 小売店オーナー/バイヤー
  • 営業代行/販売代行
  • コンサルタント
  • 講師 など

ここで挙げた職業は、あくまでも一例です。

自身に何らかのスキルがあるならば、それを活用して技術やノウハウを提供するビジネスのやり方もあります。

このほかでは、本業の職業上、あるいは時間的な都合で対面での仕事は難しいが、それでも週末起業をしたいという方は、インターネットを介して行えるビジネスを検討してみるのも一案です。

よくあるビジネスのなかには、すでにレッド・オーシャンになっているものもあります。

競合が多い領域に踏み込むのであれば、しっかりとアクションプランを練る必要があります。

週末起業のメリット・デメリット

週末起業のメリット

  • 本業を辞めずに起業できる
  • 会社に依存しない働き方ができる
  • キャリア分散が図れる
  • 独立のための基盤づくりができる
  • 万が一失敗しても、失うものが少ない
  • 経済的安定を手に入れられる
  • 副収入を確保できる
  • 少ない資金でも始められる

週末起業のメリットは主に、働き方や収入面に集中しています。

独立を視野に入れている人にとっては、本業での仕事を進めながら、必要な資金や人脈を増やしたり、ノウハウを蓄えるなど、独立に向けた土壌づくり・基盤づくりが進めやすいでしょう。

万が一、週末起業のうちにビジネスが失敗したとしても、本業での収入があります。

そのため、完全に収入を失うことはありません。

さらには、本業のキャリアに傷がつくことも避けられます。

週末起業のビジネス規模は、フルコミットするような起業と比べると、かなり小さめです。

スモールビジネスは、初期投資にかかるコストを抑えることが可能なことから、少ない資金でも十分ビジネスが始められます。

上記で挙げたほかにも、「仕事へのやりがいを改めて感じられる」という面もあります。

週末起業は、どんな事業をするのか、どんなふうに戦略を立てていくのか、自分で全てをコントロールできます。

本業では雇われる側の立場上、指示されたことをこなす姿勢と能力が求められます。

それによって、組織の良くない面ばかりが目につくようになったり、やりがいが薄れたりすることもあるでしょう。

しかし、週末起業をすることで新たな視点を得られたり、本業に対する考え方が変わったりすることもあります。

週末起業のデメリット

  • プライベートの時間が減る
  • 自己管理の甘さで本業に支障が出ることもある
  • 確定申告の手間が増える
  • 本業の勤め先に起業がバレる可能性がある
  • 万が一本業を失職したときに失業給付が受けられない

週末起業では、これまで休息に当てていた終業後や休日などの時間の一部をビジネスに割くことになりますから、プライベートの時間が減ってしまうのは必然です。

特にビジネスを始めたての頃は、早く結果を出したいあまりに休息のことなど無視して、夢中で突っ走ってしまう人もいます。

しかし、ここで意図的に休息を取れるのが賢い起業家の姿です。

とるべき休息時間を返上してまでビジネスに明け暮れてしまえば、いずれ体を壊してしまいます。

そうなれば、ビジネスにも影響が出ます。

休息は自身のビジネス課題の一つだと捉えて意識的に行うようにしましょう。

被雇用者として収入を得ているだけであれば、確定申告はまず必要ありません。

ところが、週末起業で収入を得るようになると、その所得に関しては別途、自身で確定申告をする義務が発生します。

確定申告は毎年発生する作業です。

コストはかかりますが、時間の確保に繋がるなら外注も考慮して、省ける手間は積極的に省くようにしましょう。

週末起業で最も避けたいこととして、本業の職場にバレることを挙げる人は少なくありません。

副業を禁止されている勤め先であれば、なおさらです。

このような人は、確定申告時に、第二表に記載の住民税の徴収方法で「自分で納付」を選択しましょう。

これで本業の所得にかかっている住民税の納付書は勤め先に、週末起業分の所得にかかった住民税は自宅に納付書が届きます。

ただし、これをしておけば確実にバレないというわけではありません。

バレてしまう人は、SNSの投稿内容や、身近な人との会話、身に着けているものや生活態度の変化からバレてしまうことが多いのです。

「これくらいなら大丈夫」と楽観的にとらえず、細心の注意を払うのが賢明でしょう。

最後に、週末起業をしている人が本業を失職した場合の失業給付についてです。

失業理由が何であれ週末起業で収入があると、失業状態とはみなしてもらえません。

週末起業をする際は、本業を失職した時のことを考慮して、事業計画を練っておくと安心です。

週末起業に必要な準備と失敗しないためのポイント

1. 家族の協力を得る

週末起業は、今まで家族と過ごしていた時間の一部をビジネスに充てることになります。

家族が協力的でないと、作業に充てられる時間が少なくなったり、家庭内トラブルのもとになったりします。

ビジネスを推し進めるうえで、人脈形成などで外出頻度が増えることもありますし、なかなか結果が出ないときには本業の収入をビジネスに注ぐこともあるでしょう。

そうしたときに家族の協力がないと、いくら週末起業といえども、ビジネスを展開していくのは難しくなります。

起業を考えだした時点から少しずつ、自分の思いや考えを伝えていくようにすると、理解を示してもらいやすくなるのではないでしょうか。

必ずしもすぐには納得してくれるとは限りませんから、何度でも説得するぞ!くらいの気概を持って、協力体制を得ていきましょう。

2. 資金のチェック

ビジネスの立ち上げには少なからず資金が必要になります。

もしも、資金が足りないときには融資という方法もありますが、実績のない起業家が融資を受けるのは容易ではありません。

できるだけ、自己資金で始められるように準備をしておくのがおすすめです。

それにはまず自身が始めようとしているビジネスでは、最低でもどれほどの資金を要するのか、概算でもかまいませんから試算しましょう。

その結果によっては今の資金で十分なのかどうかが判断できます。

実際にビジネスを立ち上げてみたら想定よりもたくさんの資金が必要になったという例は多々あります。

準備する資金は、余裕を持って多めに用意するようにしてください。

3. 時間の確保と管理

これまでプライベートに充てていた時間から、業務の時間を確保して行うのが週末起業です。

少しでも早く、理想の形や成功に近づきたいからと無理をし続けることのないようにしましょう。

無計画に日々の業務を進めるのではなく、余裕のあるスケジューリングを行い、ビジネスから離れた休息時間を確保するようにします。

自分の心身も資本の一つだと考え、自己管理に努めましょう。

4. 具体的にアイデアを決める

曖昧なアイデアの下で起業すれば、無駄に資金を使ってしまったり、顧客獲得がうまくいかずに収益に繋がらなかったりと失敗の原因になりかねません。

週末起業をしたいけれどアイデアが定まらないという場合は、先輩起業家に自分に事業について意見をもらうのもいいでしょう。

自分とは異なる視点での意見がヒントになることもあります。

5. 開業届を出す

週末起業をしている人の中には、開業届を出さずにいる人も少なくありません。

開業届を出さずにビジネスを始めても罰則を受けるわけではありませんが、継続的なビジネスを行う場合は開業届を出すことは義務です。

そのため、開業届を出しているのと出していないのとでは、対外的に信頼度も変わってきます。

それに、無届けでビジネスをしていると、ある日税務署の税務調査が入ることもありえます。

そうなった場合には、過去をさかのぼって支出確認されます。

収入の状況によっては、税金の支払いを一括で求められることもありますから、必ず開業届は出しておきましょう。

まとめ

週末起業は、本業を持ちつつ、自分のビジネスを立ち上げる起業スタイルです。

会社に依存せずにキャリア形成を図ったり、空いた時間を上手く利用して収入を増やしたりすることができます。

今の会社だけで働き続けることに不安を抱えている人は、週末起業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

画像出典元:Pexels、O-DAN

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