オンライン研修のメリットを解説!デメリットへの対応策と準備する物とは?

オンライン研修のメリットを解説!デメリットへの対応策と準備する物とは?

記事更新日: 2022/08/18

執筆: 編集部

オンライン研修の導入を検討する企業が増えています。

この記事ではオンライン研修のメリットとデメリットを解説します。

オンライン研修は、従来の研修より多くのメリットがあります。

デメリットには対応策がありますので、記事で確認してください。

オンライン研修ツールを活用すれば、主催者も参加者も快適な研修が行えます。

 

オンライン研修とは

オンライン研修とは、オンライン会議システムなどを活用し、社員がパソコン、タブレット、スマホを使い、ネット環境さえあれば場所を問わずに参加できる研修のことです。

注目されたのはコロナ禍がきっかけですが、オンライン研修自体は以前より活用されています。

オンラインに慣れている世代が多くなり、逆に対面型研修よりオンライン研修の方が「参加のしやすさ」や「習得の早さ」が評価されています

オンライン研修は、対面型研修より活用頻度が多くなる研修方法です。

オンライン研修のメリット

会場の準備が不要

オンライン研修の最大のメリットは、研修主催者も受講生もネットさえあれば国内外どこからでも参加可能です。

研修の機会とレベルの均一化

オンライン研修ではすべての社員の教育レベルの均一化が図れます。

集合研修では、地域や場所によって、研修会場まで遠いので参加できない、時間が取れないので参加できないという問題がありました。

これにより個々の社員の教育レベルや仕事の理解度に格差が生じます。

しかし、オンライン研修では地域・場所を問わずに参加できます。

コストや手間の削減

オンライン研修ではコストや手間の削減が可能です。

対面型研修では研修会場のレンタル代、講師代やテキスト代などのコストが必要でした。

オンライン研修では、こうしたコストや手間を省くことが可能です。

研修の管理業務の効率化

オンライン研修サービスを活用するなら、研修の開催と進捗管理を一括管理できるため研修業務の効率化が図れます

対面型研修の場合は、研修工程全てが別々のため管理が複雑でした。

一括管理になればミスの減少・不要な工程や人を介在する必要がなくなります。

オンライン研修のデメリットとは

オンライン研修のデメリットは、一つ一つに丁寧なフォローが必要な点です。

1:受け身の研修になってしまう可能性

オンライン研修の場合、相手がどのような状況でオンライン研修を受けているかわかりにくく、習得度合いも判断しにくいのがデメリットです。

対面研修のように見る事が出来ない分、積極的に研修の主催者側が、受講生の積極性を引き出さなければ「聞き流し」で終わってしまう可能性があります。

2.:コミュニケーションが生まれにくい

オンライン研修では偶然や流れのコミュニケーションが生まれにくいのがデメリットです。

受講生同士のコミュニケーションの時間を積極的に促すなど、工夫を凝らす必要があります。

オンライン研修の場合は、対面型研修よりも主催者側の積極的な受講生へのフォローが重要です。

オンライン研修のデメリットへの対応策

こまめなフィードバック

講義型の研修の場合には、研修後に簡単なテストや質疑応答を実施するなど、研修後のフォローが重要です。

オンライン研修ツールの習得度合いの分析も活用してフィードバックや進捗状況をこまめに行いましょう

原則顔出しにする

オンラインで研修を行う場合は原則顔出しルールにする事をお勧めします。

場所を問わないとはいえ「ある程度の緊張感」と「集中力」を持ってもらうために有効なルールです。

研修時間は短めに設定する

集中力対策として約1時間区切りで終わるカリキュラムを作ることがポイントです。

1日間行われるオンライン研修では、1回の講義を1時間にし、講義と講義の間に10分の休憩時間を設けることがおすすめです。

グループ討論機能を活用する

Zoomのブレイクアウトセッションのような機能がオンライン研修ツールにはあります。

少人数のグループで話し合う機会を研修内でこまめに作りましょう。

オンライン飲み会を検討するより、出来る限りオンライン研修を通じてコミュニケーションをとる機会を主催者側が作り出します

チャットツールも活用する

従来の研修だと発言しにくい事もありますが、チャットツールを活用してコミュニケーションの積極的に活用します。

実技研修には不向き?

製造業などの機械操作や道具を使用する実技研修は、実際に機会や道具に触れることで技術を伸ばすものです。

実技研修の参加者に、動画を見て予習をするのにオンライン研修が活用できます。

技術研修については、オンライン研修と集合研修を併用すれば、集合研修だけより習得度はスムーズです。

このように工夫すれば、たいていのビジネスマナーやスキルに関する研修はオンラインで行うことが可能です。

オンライン研修は準備が重要

オンライン研修に必要なツール

次に、オンライン研修に行う場合に参加者に準備してもらうツールを紹介します。

必須ツール

パソコン・タブレット・スマホ 動画、マイク、カメラが使える事が条件
ネット接続 WiFiでも構わないが、安定した接続が理想
オンライン研修ツール 事前にインストール・確認が必要

 

準備したほうがいいツール

Webカメラ パソコンに内蔵されているモノで対応可能なら不要
マイク付きイヤホン(ヘッドセット) パソコンに内蔵されているモノで対応可能なら不要
研修用のテキスト 事前に参加者に配布を終わらせる

 

機材・ネット環境・ツールの確認

機材・ネット環境・オンライン研修ツールの確認は、前日までに「確認依頼」を出します

当日になって不具合が起きても対応できない事もあります。

オンライン研修の根幹なので、必ず受講できる体制が整っているかを確認しましょう

主催者側も、機材・ネット環境・ツールの確認で不具合の連絡や、当日のトラブルにフォロー体制を準備しておきます。

トラブルの窓口を明確にしておく

オンライン研修では「窓口」を参加者に周知します。

従来の研修では、会場にいる人に聞くなどが出来ますが、オンライン研修では出来ません。

参加者にとって何かトラブルが起きた時に「窓口が分からない」のが一番困ります。

主催者は、参加者への対応窓口の担当者やサポート体制を準備しましょう。


おすすめのオンライン研修ツール

実践的な研修をおこないたい企業におすすめ!『MENTER』

画像出典元:「MENTER」公式HP
 

特徴

社員一人ひとりのスキルを強化し、組織全体の底上げを目指すオンライン研修サービスで、7日間の無料トライアルがあります。

デジタルスキル・リモートワークスキル・データ分析スキル・グロースハックの知識まで全9種類の学習コースが用意されているほか、自社の業務に合わせたカスタム講座作成の相談も可能です。

他社のeラーニングのデジタル講座はエンジニアや理系向きのものが多いですが、MENTERは文系人材のITスキルの底上げが可能な点も好評価です。

実際のツールを使用し、一問10分前後で解答できる演習問題を解きながら実践力を養う研修スタイルが特徴で、解答は画像や文章、動画で確認することができます。

受講者の苦手項目や成長過程を可視化できるダッシュボード機能も充実しています。

機能

・全9種類の学習コースのほか、コースのカスタマイズも可能
・デジタルスキル
・リモートワークスキル
・Excelスキル
・HTMLコーダースキル
・オフィスワークスキル
・データ分析スキル
・画像や文章、動画による解答の解説
・苦手項目や成長過程を可視化できるダッシュボード機能

料金

▶︎初期費用:なし
▶︎月額費用
【ベーシック(20名〜)】:1名あたり2,500円(20名以下の場合は、月額5万円)
【カスタム】:お問い合わせの必要があります

7日間の無料トライアルが用意されています。

詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

 

 

メッセージ・Q&Aなどコミュニケーション機能が充実!『LearnO』

画像出典元:「LearnO」公式HP

特徴

初期費用0円・月額9,800円~、1ヶ月の無料トライアルがあるeラーニングシステムです。最短1ヶ月からの利用が可能で、法人では年間20万人以上の利用実績があります。

受講者同士や管理者とのコミュニケーション不足を解決するため、Q&A機能など、eラーニングでありながらコミュニケーション活性化のための工夫がされているのが特徴です。

自社の教材を使用して研修を行うことを目的としたシステムですが、教材が準備できていない企業には、動画教材/スライド教材の制作ノウハウを持つ会社とのパートナーシップにより、eラーニング向けの教材の作成・提供が可能です。

機能

・動画の受講
・アンケートの集計
・受講者のグループ管理
・学習者へのメール配信
・IPアドレス制限
・自社のロゴ設定
・自社の教材を使用して研修を行うためのeラーニングシステム
・研修教材の貸し出し
・研修教材制作会社の紹介

料金プラン

▶︎初期費用:なし
▶︎月額費用
【9,800円プラン】:100人まで9,800円 *動画機能なし
【標準プラン】:100人まで14,900円 *動画機能あり
【教育設計プラン】:カスタマイズ可能(お問い合わせの必要があります)

詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

 

 

playse. eラーニング



画像出典元:「playse.」公式HP
 

特徴

『playse. eラーニング』は、教材3,000レッスンが見放題なので教材を選ぶだけですぐに始められます。

動画・スライド・PDFなど自社教材の簡単アップロードや、Zoom連携でのオンライン集合研修なども可能です。

利用料金は有効ID数分のみの支払いとなり、IDの有効と無効は簡単に切り替えられるのでコスト面で無駄のない運用ができます。

また現在、期間限定のテレワーク推進プランを実施中です。2021年3月末までの新規お申込みで、初期費用10万円+利用料最大3ヶ月無料!のプランとなっております。

料金プラン

月間の受講者 初期費用 月額費用
30人まで 100,000円 15,000円
31人~500人 100,000円 500円/1ID
501〜1000人 100,000円 400円/1ID
1001人以上 100,000円 300円/1ID

 

 

 

Schoo


画像出典元:「Schoo」公式HP

特徴

Schooは、社員研修・人材育成のためコンテンツを提供する、法人向け学習サービスです。提供動画数は他社を圧倒する5,700本で、更に受け放題で利用できます。

社員の受講状況もグラフで確認できるため、多数の社員を抱え、進捗状況を把握しにくくなっている企業におすすめです。

デモアカウントや個人向けの無料アプリサービスでコンテンツを試してから導入するのも良いでしょう。

料金プラン

1IDあたり1,500円定額制プランです。ただし、契約は20ID~なので注意が必要です。

ID数が多い場合に割引があります。

 

 

Teachme Biz


画像出典元:「Teachme Biz」公式HP

特徴

Teachme Bizは、認知度も非常に高い王道のマニュアル作成ツール。小売・飲食・宿泊・製造・ITなど幅広い業種で使われています。

マニュアルの作成・浸透・改善をサポートする機能だけではなく、人材育成や新人スタッフの即戦力化を可能にするトレーニング機能などの教育に特化している点が特徴です。

機能性の高さの代わりに料金は月額5万〜30万円とやや高めにはなっています。

料金プラン

初期費用:500,000円

エンタープライズ:月額費用300,000円(編集アカウント数100/閲覧アカウント数500)
ベーシック:月額費用100,000円(編集アカウント数30/閲覧アカウント数150)

詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

 

 

Calling


画像出典元:「Calling」公式HP

特徴

Callingは操作性に優れたWeb会議システムサービスです。

ID制を導入しておりPC・スマホ・タブレットの各デバイスからURLをクリックするだけで利用可能なので、契約後は誰でも簡単に使えます。

テレワークだけでなく、オンライン研修など広く使えるサービスと言えるでしょう。

料金プラン

料金は初期費用20万円+1ID1,500円 / 月となっています。

契約してるユーザーが入室してないと通話が出来ない仕組みですが、通話無制限&ルーム作成無制限です。

詳しくは以下の資料を無料ダウンロードしてご確認ください。

 

 

まとめ

オンライン研修のメリット・デメリットをまとめました。

オンライン研修ツールや主催者側のフォローがあれば、デメリットへの対応も可能です。

今後、オンライン研修の方が研修の基準になっていきます

オンライン研修ツールの導入準備を始めましょう。

画像出典元:O-DAN

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