roomport

記事更新日: 2024/05/09

執筆: Tomoyo.Y

編集部コメント

タブレット1台で客室業務におけるコミュニケーションをDX化

roomportは、宿泊客と宿泊施設のスタッフのコミュニケーションに活用できる客室用タブレットアプリです。

宿泊客からの問い合わせに音声/ビデオ通話・チャット・チャットボットによる自動回答が可能。

施設情報や客室マニュアルなどの確認はもちろん、チェックアウトも管理画面上から手続き可能で、宿泊施設スタッフの工数を大幅に削減することができます。

1部屋ごとにタブレットを導入する点には、注意が必要です。

良い点

宿泊施設スタッフの業務工数を大幅に削減できる上、宿泊客にも利便性の高いサービスです。全てオンライン上でコミュニケーション・管理できるので、ペーパーレス化に繋がりコスト削減もできるでしょう。

悪い点

部屋数により初期導入費用が高額になる可能性があります。販売単価は変動することがあるので、詳細は問い合わせでご確認ください。

費用対効果:

利用する部屋数に合わせて初期費用が1台ずつ発生しますが、月額費用は600円〜と運用しやすい価格帯です。

UIと操作性:

宿泊客、管理者双方に使いやすい直感的な操作画面。wifiさえあればどこでも使用できます。

多言語対応:

日本語・英語・中国語・韓国語に対応しています。

roomportの導入メリット3つ

1. 問い合わせ対応の効率化

roomportは、宿泊客からの問い合わせ対応の業務効率・工数削減に適しています。

タブレットの専用管理画面より、チャット・音声通話・ビデオ通話が可能。

また、よくある質問はチャットボットによる自動回答により宿泊客はいつでも自動で解決することができます。

不在着信や未読メッセージバッジ機能は、問い合わせの取りこぼし防止にも役立つでしょう。

宿泊施設スタッフの業務工数の削減に

2. 滞在する部屋からチェックアウトができる

roomportを活用すると、滞在中の宿泊客は、知りたいこと、やりたいことをタブレット1台で実行できます。

管理者側にもメリットがあり、契約条件次第で、例えばチェックアウト機能を使用すれば、清掃のタイミングなども簡単に把握できます。

主な機能

  • チャット
  • チャットボット
  • 音声/ビデオ通話
  • WifiのID/PASS、QRコード表示
  • 客室マニュアル / 宿泊約款等の表示
  • チェックアウト
  • チェックアウトリマインダー

また現在決済機能も順次開発中で、延泊や追加人数、レイトチェックアウトといった機能も年内にリリース予定とされています。

  androidアプリによるチェックアウト画面

3. 宿泊施設に合わせて柔軟なカスタマイズ

roomportは、使用する宿泊施設に合わせて画面の配色や表示するコンテンツをカスタマイズして設定できます。

施設ロゴを表示させたり、サイドメニューの表示やチャットボットの有無など、必要な機能やデザインを追加することができます。

利用環境は、wifiさえあればどこでも活用が可能です。

導入前や導入後にも手厚いサポート体制なので、業務効率化はもちろん工数も最小限で済むでしょう。

柔軟なカスタマイズが可能

roomportの料金プラン

roomportは、初期費用+月額費用の料金体制となっています。

初期費用:¥36,500/台(内訳:タブレット端末・初期設定費用)

オプション:スタンド ¥3,500/台

月額費用:¥600〜 /台(内訳:チャットボットを除く全機能)

オプション:チャットボット ¥300/台

※税抜価格
※導入台数により月額費用の単価は変動します

roomportの評判・口コミ

roomportの評判・口コミは公式ホームページ・資料から確認することはできませんでしたが、導入700室以上の実績があります。

*「roomport」公式資料参照

まとめ

roomportは、従来有人対応していた宿泊業務をDX化させ業務効率化が図れる、宿泊施設向けのアプリケーションツールです。

PBXより費用対効果が高く、宿泊客&宿泊施設スタッフの双方に利便性が高いサービスといえるでしょう。

宿泊業務の効率化、工数削減、コスト削減をしたい企業におすすめのサービスです。

画像出典元:「roomport」公式HP

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