AssetView

記事更新日: 2022/06/10

執筆: 平塚みき

編集部コメント

PC・モバイル端末の運用管理とセキュリティ対策に特化したツール

「AssetView」は細分化された機能の中から、欲しい機能を選択して導入可能です。

企業の状況に合わせたIT統合管理が実現できます。

AssetView独自の機能で、他社ツールでは対応しきれないPC管理のリスクをカバー。

MDM機能を利用すると、PCとモバイル端末の一元管理が可能です。

使いやすく、どんな業種でも運用できるため、クライアント端末の運用管理を行いたい企業への導入に適しています。

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良い点

多彩な機能から必要な機能のみ導入可能です。AssetView独自の機能を使用すれば、PC・スマートデバイスの資産管理と情報漏えい対策がより一層強化できます。

悪い点

機能が充実しているため、一部の利用方法しか把握できず、性能を最大限に活用できない可能性があります。

費用対効果:

UIと操作性:

コンソール画面ですべての機能の操作と管理ができ、「戻る」ボタンで1つ前の画面に戻れるなど、操作性に優れています。

多言語対応:

管理コンソールの表示と管理者宛ての各種通知メールの言語を、日本語・英語・中国語(簡体)の中から選択できます。

サポート体制(運営会社の):

構築、導入、運用まで幅広く支援。定期的に運用支援セミナーを開催しており、日々の運用に役立てることができます。

AssetViewの導入メリット4つ

1.オーダーメード感覚で導入可能

AssetViewは16種類ある機能の中から、自社の課題にあった機能のみ導入できるのも魅力です。

一般的なパッケージソフトウエアはオールインワンタイプのため、自社に不要な機能が含まれている場合があります。

対してAssetViewは、オーダーメード感覚で自社に必要な機能のみ選択可能です。

ライセンス数も必要な数だけ購入できるため、コストを抑えて自社の要件を満たしたツールが導入できます。

必要な機能のみ導入可能

2.1つの画面で操作・管理が可能

AssetViewはすべての機能を1つの管理コンソールで操作可能です。

無駄なく効率的に管理業務を行うことができます。

管理コンソールは直感的に操作できるUIを採用。

ボタンにカーソルを合わせると、機能の内容をヒント表示するなど分かりやすい仕様になっているため、誰でも気軽に使用できます。

分かりやすい管理コンソール画面

3.独自機能が備わっている

AssetViewは、他社製品にはない独自の機能でPC管理とセキュリティ対策の強化が行えます。

特許出願中の機能であるAssetView P(PC更新管理機能)は、Windows 10 更新プログラムの配信・管理業務を支援。

勝手に更新されないように不具合を防いだり、更新時のネットワークの負荷を軽減したり、更新管理業務が効率的に行えます。

AssetView I(個人情報検索機能)はクライアントPC内の個人情報・機密情報のファイル検索が可能です。

検出されたファイルに対して隔離・削除などの操作が行えます。

そのほか、特許技術であるファイル制御・暗号化機能なども利用でき、さまざまなリスクを幅広くカバーできるのです。

PC更新管理は特許出願中

4.PCとスマートデバイスの一元管理が可能

AssetViewはPCだけでなく、スマホやタブレットなどスマートデバイスの運用管理や情報漏えい対策が可能です。

AssetView MDM(スマートデバイス管理機能)を利用すれば、端末を紛失しても、機器のロック・データ削除・位置情報の把握が行えます。

現状では、PC・モバイル端末双方を集約して管理できるツールは数が少なく、対応できてもOSが限定されている場合があるのです。

AssetViewはiOS、iPadOS、Windows、Androidのスマートデバイスに対応しているため、すべての端末を集約して管理できます。

またAssetViewは、Windowsの閉域網環境内にMDMサーバーの構築が可能です。

自治体のような独自の閉域環境下でも、AssetView MDMが使用できます。

スマートデバイスの各種OSに対応

AssetViewのデメリット2つ

1.オプション購入に注意が必要

PC管理とセキュリティ対策を包括的に行いたい場合、必要な機能のオプション購入では割高になる可能性があります。

単体で機能を次々とプラスしていくと費用がかさむので、お得な価格のパッケージプランを上手に利用しましょう。

パッケージにオプションを追加する形であれば、ある程度費用を抑えることができます。

2.多機能で使いこなせない可能性がある

AssetViewは、機能が多岐にわたるため、すべての利用方法を把握するのは容易ではありません。

便利な機能があったとしても使いこなせなければ、あまり意味のないものになってしまいます。

マニュアルやヘルプデスク、運用支援セミナーを活用し、情報収集を行いましょう。

AssetViewの料金プラン

AssetViewはオンプレミス型とクラウド型で提供されています。

オンプレミス型は、特別価格で購入できる2つのパッケージを用意。

必要な機能のみを選択して導入することも可能です。

クラウド型は月額利用料で7つの機能が使用できます。

料金については公開されていないため、詳しくは問合せが必要です。

  オンプレミス クラウド
スタンダード
パッケージ
セキュリティ
パッケージ
単体
初年度費用 ライセンス費用+年間保守費用 月額利用料
次年度以降費用 年間保守費用のみ
特徴 IT資産管理などユーザーニーズが高い
7つの機能とソフトウェア辞書オプションのセット
デバイス制御など
情報漏えい対策に特化した3つの機能のセット
全機能から選択可能
(パッケージのオプションとして追加できる)
スタンダードパッケージと同様

 

競合製品との料金比較

統合運用管理ツールは、参考価格が提示されている場合もありますが、多くのツールが価格を公表していません。

いずれのツールも、管理するデバイスの台数や環境によって価格が変動するため、見積りを依頼する必要があります。

  AssetView System Support best1 MCore
価格(税別) 要問合せ 5,000円~/1ライセンス
(別途導入支援費・年間保守費用要)
要問合せ
無料トライアル 評価機・評価版の貸し出しあり あり なし
特徴 1機能から導入可能
必要最小限のコストで運用できる
Excelライクな管理画面で操作しやすい 大規模運用に強い

 

AssetViewの評判・口コミ

機能が選択できるので使い勝手が良い
①パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社

前製品利用時に比べて約30%コストダウンすることができました。AssetView は必要な機能だけを選択して利用できるのも、非常に使い勝手のいいところだと感じています。また、利用開始時はもちろん、導入台数を増やしていった際も、業務に直接影響するような大きなトラブルはほとんどありませんでした。

PC管理の時間と手間が大幅に削減できた
②学校法人 拓殖大学

AssetView導入以前は400台あるPCに、1台1台手作業でソフトウェアの展開やパッチの適用を行っていました。AssetViewの導入により一括したポリシーの適用が行えたり、ユーザーにとって都合の良いタイミングでWindowsのセキュリティパッチを適用してもらうことが可能になり、1回の更新につき約50時間は削減できた計算になります。

確実にパッチが当てられる
③山形市役所

利用していたツールでは、パッチ配布タスクが実行されたことは認知できても、対象のPCに正しく適用されているかどうかまでは確認できませんでした。AssetView の場合、すべてのパッチにおいて成功判定の条件に基づいた実施結果をアラートで表示してくれるため、漏れのないパッチ展開を実現し、セキュリティレベルも格段に上がったと認識しております

*「AssetView」公式HP参照

 

AssetViewを導入すべき企業・向いていない企業

導入すべき企業

PCの資産管理や情報漏えい対策を強化したい企業・官公庁

AssetViewは、さまざまな機能によってクライアントPCのコントロールや制御が行えるツールです。

他社ツールでは見られない独自の機能により、さらなるPC管理体制の強化が行えます。

クローズドネットワークにオンプレミスでMDMサーバーを​構築できることから、官公庁での運用が可能です。

行政独自の閉鎖環境下においても、モバイル端末の紛失対策が行えます。

自社に最適な統合運用管理ツールを探している企業

AssetViewは、自社の要件に合わせて自由に機能を組み合わせることができます。

オールインワンパッケージソフトとは違い、不要な機能がないため、無駄なコストを省いて導入可能です。

後から機能を追加しても、1つのシステムで統合管理できます。

向いていない企業

ごくわずかな台数のデバイス管理を考えている企業

統合運用管理ツール全般にいえることですが、管理するデバイスの数が少ない場合、費用対効果が得られない可能性が高いです。

オンプレミス型は年間保守費用、クラウド型は年間契約で費用が発生するため、導入前にしっかりと検討しましょう。

まとめ

AssetViewは豊富な機能で企業のニーズに対応できるため、業種や規模を問わずに使用できます。

分かりやすいUIで誰もが操作できるため、従業員のITリテラシーに不安がある場合も安心して運用できるでしょう。

クライアント端末の運用管理を検討中の企業は、AssetViewも選択肢の1つになりそうです。

画像出典元:「AssetView」公式HP

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