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Figmaはチームで利用できるUI画面設計ツールです。
まず最初に株式会社KAKEAI 代表取締役 兼 CEOを務める本田英貴氏に、起業LOG編集部がきいたFigmaの総評を紹介します。
HR tech専門家 株式会社KAKEAI 代表取締役 兼 CEO
HR tech専門家 本田英貴によるFigmaの総評
筑波大学卒業後、2002年に株式会社リクルート入社。2015年にリクルート退職後、スタートアップ数社の役員を経て、2018年4月に株式会社KAKEAIを創業。日本企業で初めて世界のHR techスタートアップ30社に選出。
ブラウザ上でデザイン業務と仕様確認等を完結させられる
このようにFigmaはブラウザ上でデザイン業務と仕様確認等を完結させられるツールです。
この記事では、そんなFigmaの特徴・評判・料金・口コミを詳しく解説していきます。
コンポーネント機能やファイル共有など、チームでデザイン設計を行うには便利な機能が搭載されています。
操作は直感的ですが、HPは英語のみのため、わかりにくいところもあります。
プロジェクト数は無制限で利用できる有料プランは、エディター一人当たりの料金になります。無料で利用できるプランもあります。
直感的な操作でUIの画面作成ができます。ファイルを共有し、チーム内でのレビューも簡単に行えます。
ログインするだけで利用可能です。OSやアプリケーションの縛りはありません。
このページの目次
Figmaを使うことで、UIの画面が簡単に作れます。フレームを選んで必要なパーツを並べていくだけという直感的な操作のみで完成します。実際の画面遷移も簡単に確認できます。
パーツを並べただけで完成ではありません。Figmaには、実際の画面遷移を確認できるとい機能が搭載されているのも特徴のひとつといえます。
この機能では、作成した画面を使い、その遷移をアニメーションで示します。ボタンの押し具合などの確認も可能です。特別なコーディングは必要ありません。Prototypeを選んでクリックするだけです。
簡単な操作で実際の動きを確認しながら、細かい設定を重ねてより良い画面構成を完成させることができます。
さまざまなメンバーが集まったプロジェクトでのデザイン設計を効率的に行うための機能が搭載されています。それがアセットの管理とコンポーネント化です。
プロジェクトで一つのデザイン設計を行う場合に気を付けたいのがパーツの統一ではないでしょうか。Figmaでは設計の一貫性を高めるため汎用オブジェクトをアセットとして管理します。ここには誰でも自由にアクセスして、オブジェクトはドラッグ&ドロップで簡単に利用できます。
また、パーツを集めて作成した部品をコンポーネント化して保存する機能もあります。これらもチーム内で共有し再利用することで、デザインの統一化が実現します。
マスターとされている部品に追加や修正があると、それを元にしている部品もリアルタイムで変更されるため、デザインに齟齬が生じることはありません。
チームでデザイン設計を行うにあたり、Figmaに搭載されているコラボレーション機能を利用することで、メンバー内での情報共有も簡単に行えます。
Figmaではプロジェクトページで、チームの最新のデザインを共有できます。
そこからファイルにアクセスし、デザインのレビューが行えます。実際のファイルを確認しながら、仕様の変更や追加、コメントでのフィードバックを行うことで、デザインをブラッシュアップし、チームとしての作品に仕上げていきます。
デザインファイルには、プロジェクトページからのアクセスの他、ファイルへのリンクを送信することで、どこからでもチームに参加可能です。場所を問わずにリアルタイムでディスカッションに参加できるのも、チームでの設計に活用することを目的としているFigmaの特徴といえるでしょう。
Figmaには3つのプランがあります。
Freeプランはエディター数やプロジェクト数に制限があります。
Professionalプランはエディター一人当たり月額12ドルで、プロジェクト数やバージョン履歴の制限を気にせず利用できます。(学生・教育者は無料で利用可能)
Organizarionプランはエディター一人当たり月額45ドルで、セキュリティや分析ツールが利用できます。こちらは9人以上での利用がおすすめです。
有料プランで示されている金額はいずれも年払いにした場合の月額料金です。
Figmaの導入により製品マネージャーやエンジニアなど、設計者とは異なる部署もまとめることができています。フィードバックの質、量は、導入前の10倍になりました。
*「Figma」公式HP参照
この記事ではFigmaの特徴・評判・料金を解説しました。
チームでデザイン設計を行いたいと考えている組織にはおすすめのツールです。それはデザイン機能に優れているだけでなく、ファイルを共有し統一したデザインを効率的に設計できる、というのがFigmaの大きな特徴だからです。
直感的な操作性やプロトタイプの作成は、ストレスを感じることなくUI画面の設計が可能です。また、作成したデザインファイルはチーム内で共有し、ディスカッションすることでより良いものへと変化させることができます。コンポーネント機能を活用することで、統一したデザインが完成します。
さまざまなメンバーとディスカッションしながら、統一感のあるデザインを設計したいとか考えている組織にはおすすめのツールといえるでしょう。
画像出典元:「Figma」公式HP
社内でデザインが重要視されるようになっています。Figmaのデザインシステムは、ツールの作成や世界中のデザインチームに配布するのに大変役立っています。