Zoomビデオウェビナー

記事更新日: 2021/05/15

執筆: 編集部

Zoomビデオウェビナーは小規模なウェビナー(ウェブ上で行われるセミナー)から大規模なマーケティングイベントまで、視聴者を巻き込む、臨場感溢れるオンラインイベントを開催できるサービスです。

まず最初に、30年以上IT分野の大規模カンファレンスの運営やスタートアップイベント・コミュニティの運営に携わってきた奥田 浩美氏に、起業ログ編集部がきいたZoomビデオウェビナーの総評を紹介します。

株式会社ウィズグループ代表取締役

株式会社ウィズグループ代表取締役 奥田 浩美によるZoomウェビナーの総評

1991年にIT特化のカンファレンス事業を起業。2001年に株式会社ウィズグループを設立。2013年には過疎地に「株式会社たからのやま」を創業し、地域の社会課題に対しITで何が出来るかを検証する事業を開始。

同時通訳機能で、海外と同時配信ができる

海外と繋いでのイベントも多いので、Zoomウェビナーによるイベントもよく実施しています。現在は最低週2回ほど定期的に配信しています。
 
Zoomウェビナーは同時通訳機能が非常に便利ですね。
同時通訳者をウェビナーに参加させることができる機能なのですが、この機能があることによって海外にいる方に通訳をお願いできるようになりました。
 
日本にいる方に通訳をお願いしようとすると、システムの親和性から引き受けていただける方が限られていますし、仮に1時間でも10万円以上のコストがかかります。
ウィズグループ代表 奥田浩美がおすすめするウェビナー・オンラインイベントに使いたいサービス 3選

このようにZoomウェビナーは、オンライン配信を海外と同時進行で進めることができるサービスです。

この記事では、そんなZoomウェビナーの特徴・評判・料金の詳細を紹介していきます。

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1. ライブ配信

Facebook LiveやYouTube Liveなど、SNSチャンネルでの配信が可能

2. オンデマンド視聴

オンデマンド型ウェビナーや定期配信ウェビナーが可能

3. ホストコントロール

パネリスト音声のミュートの自由なオン・オフが可能

良い点

Zoomの機能を最大限活用し、視聴者とつながったインタラクティブなウェビナーはもちろん、大規模な参加者を相手にマーケティング活動も期待できます。

悪い点

利用には必ず有料プランに加入する必要があり、Zoomミーティングのように無料で利用できるプランはありません。

費用対効果:

月額換算6,000円代で100名までの参加者を相手にウェビナーを開催することができ、セミナーや説明会、マーケティングイベントなど用途はさまざまです。

UIと操作性:

プレゼンターは、簡単で直感的な操作によりホストをコントロールできます。参加者はパソコン・スマホ・タブレットなど、どの端末からでも視聴が可能です。

知名度:

テレワーク推奨の気運が高まる中、Zoomの知名度はぐんぐん上がり、ミーティング機能につぎ、ウェビナー機能も多く使われるようになってきました。

導入ハードル:

ソフトウェアをインストール必要がなく、Zoomのアカウントがあれば利用できます。

多言語対応:

Zoomの言語通訳を利用することで、ホストはパネリストを通訳として指定できます。

Zoomビデオウェビナーの特徴3つ

1. 視聴者とつながり、インタラクティブなウェビナーが実現

「Zoomビデオウェビナー」の最大の特徴は、ホストと参加者の距離を縮め、インタラクティブなウェビナーが実現できることです。

「Zoomビデオウェビナー」には、参加者をパネリストとして昇格させる機能があり、パネリストは他の参加者とのやりとりが可能です。従来のネット上のセミナーで起きていた主催者が一方的に話す状況には陥りません。

また、参加者に挙手を許可したり、Q&Aダイアログボックスを通して質問を受けることもできます。質問への回答は、そのままライブの中でも行えますし、チャット機能を利用してテキストでの回答も可能です。

筆者もよくオンラインミーティングに参加しますが、ホストが話しているときに、それを遮って質問するのはなかなか難しいことですが、そんな状況においてチャット機能は、ホストと参加者を繋ぐために非常に有効です。

パネリスト昇格の機能やチャット機能をうまく活用すれば、ホストと参加者がはっきり分かれてしまう、ネット上でのセミナーや説明会の欠点を打破することができるでしょう。


参加者と一体となる

2. マーケティング効率化の可能性

「Zoomビデオウェビナー」の2つ目の特徴は、マーケティングの分野においての活用が期待できることです。

企業でのオンライン会議や、最近では学校教育においても利用されているZoomですが、「Zoomビデオウェビナー」の大規模集会運用の機能を駆使すれば、新たな顧客獲得の可能性も広がります。

最大50,000人の参加者を相手にイベントを開催できる機能を備えた「Zoomビデオウェビナー」なら、トレードショーやユーザーカンファレンス、セールスキックオフなど、大型イベントのオンライン上での開催が実現でき、新たな顧客獲得のチャンスが広がるでしょう。

また、自社がこれまでに使用しているCRM(顧客管理システム)やMAシステム(マーケティングオートメーションシステム)などと統合させれば、これまで関係を築いてきた大切な顧客との、さらなる持続的な関係が期待できます。

イベントの開催料金をPaypalを通して徴収できる機能もあり、料金徴収の手間が省け便利です。


MAシステムとの統合により顧客との持続的な関係を育む

3. 参加者規模に応じた細かな料金設定

「Zoomビデオウェビナー」の3つ目の特徴は、参加者数の規模に応じた細かな料金設定です。

参加者数100名まで(53,800円/年)、500名まで(18,800円/年)、1,000名まで(457,000円/年)、3,000名まで(1,330,600円/年)、5,000名まで(3,346,600円/年)、10,000名まで(8,722,600円/年)、さらに10,000名以上(要問い合わせ)の6段階に分かれ料金が設定されているので、小規模なイベントのわりに料金を払い過ぎているなどという不満を回避できます。

支払いはクレジットカードとPaypalでの支払いが可能です。


参加者規模に応じた細やかな料金設定

 

Zoomビデオウェビナーの料金プラン

「Zoomビデオウェビナー」を利用するためには、Zoomの有料プランである「プロ」以上に加入している必要があり、さらに参加者数の規模に応じてオプションを購入する必要があります。

有料料金プランの「プロ」は主に小規模グループ向けで、その上に「ビジネス」、「企業」のプランがあります。


参加者数別のオプションは、特徴3での記述の通り、100名から10,000名まで6段階に分かれていて、10,000名以上の料金については営業部への問合せが必要になります。

つまり、「Zoomビデオウェビナー」を利用開始する最低金額は、

Zoomの有料プランである「プロ」20,100円/年+オプション(参加者100名)53,800/年=73,900/年になります。(執筆時点)

Zoomビデオウェビナーの評判・口コミ

マーケターにとって必要不可欠なツール
Lucidchart

Zoomは必要なすべてのことを実行してくれ、今やウェビナーは誰でも簡単に作成できるようになりました。Zoomは、マーケターが世界規模のウェビナープログラムを成功させたいとき、必要不可欠な革新的なツールの一つです。

情報を伝えるための素晴らしいプラットフォーム
CAREER BUILDER

私たちは単なるシステム管理者ではなく、社内のチームの関係に目を向け行動し始めています。私が個人的に最もよく使用するツールの1つは「Zoomビデオウェビナー」で、それは 管理者の情報を提示するための素晴らしいプラットフォームを提供してくれます。

*「Zoomビデオウェビナー」公式HP参照

まとめ

この記事では「Zoomビデオウェビナー」の特徴・評判・料金を解説しました。

小規模なウェビナーから大規模なマーケティングイベントまで、視聴者を巻き込む臨場感溢れるオンラインイベントを開催したい企業におすすめのツールです。

新型コロナウィルスの感染拡大以降、集会は自粛を求められ、対面においてのセミナーや説明会、イベントは開催が難しくなってきましたが、「Zoomビデオウェビナー」をはじめ、この困難を克服するためのツールは、ここ数ヶ月で目覚しい進化を遂げています。仮に新型コロナウィルスの感染が完全収束したとしても、このツールたちの進化は止まることなく、さらなる発展を遂げていくことは間違いないでしょう。

これを期に、オンラインイベント開催に挑戦してみませんか。初めの一歩には、ぜひ「Zoomビデオウェビナー」を検討してみてください。

画像出典元:「 Zoomビデオウェビナー」公式HP

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